Patrick Pleul/Pool via Reuters/Stellar Pizza
- イーロン・マスク氏率いるスペースXの3人の元エンジニアたちは、ピザを作るロボットを開発した。
- このロボットは45秒に1枚のペースでピザを作ることができると言い、今春から稼働する。
- ステラー・ピザ(Stellar Pizza)には、スペースXで働いたことのある23人以上の従業員がいる。
45秒に1枚のペースでピザを大量生産できるロボットレストラン「ステラー・ピザ」は今春、アメリカのカリフォルニア州ロサンゼルスにオープンする予定だ。
Stellar Pizza
ステラー・ピザは2019年5月にスペースXの3人の元エンジニアたち —— ベンソン・ツァイ(Benson Tsai)氏、ブライアン・ランゴーン(Brian Langone)氏、ジェームズ・ワハウィサン(James Wahawisan)氏 —— が立ち上げた。
カリフォルニア州ホーソーンにあるスペースXの本部。
REUTERS/Mike Blake
CEOのツァイ氏はスペースXで5年を過ごした。ロケットや衛星のバッテリーシステムを設計していたという。
ステラー・ピザの機械。
Stellar Pizza
トラックの後ろに載せることができる、自動化された非接触型のピザマシーンを作るため、ツァイ氏はスペースXで働いたことのある23人以上の従業員を集めた。
Stellar Pizza
ステラー・ピザのロボットは、5分以内にピザを焼き上げることができるという。
Stellar Pizza
その工程を見ていこう。まずは丸めた自家製のピザ生地を機械に入れる。
Stellar Pizza
生地の形が整ったら、ロボットがソースを塗り、食材をトッピングする。
Stellar Pizza
トッピングが終わったら、高温のオーブン(4つあるうちの1つ)にピザを入れて焼く。
Stellar Pizza
ステラー・ピザでは、スペースXのエグゼクティブ・シェフだったテッド・シズマ(Ted Cizma)氏も働いている。リンクトイン(LinkedIn)のプロフィールによると、シズマ氏はスペースXの社員向けのフードサービス・プログラムを作ったという。
Stellar Pizza
ステラー・ピザで質の高い手頃な価格のピザを作るために、同氏はピザ・コンサルタントのノエル・ブローナー(Noel Brohner)氏と協力した。
Stellar Pizza
ステラー・ピザでは「ペパロニ・ピザ」または「シュプリーム・ピザ」を提供する。客は玉ねぎやベーコン、チキン、オリーブといった新鮮なトッピングを選んで、カスタマイズすることもできる。
Stellar Pizza
(翻訳、編集:山口佳美)