画像:Business Insider Japan
今年一番良かった買い物は何か。職業柄か、個人の嗜好か、在宅ワークでQOLや生産性を向上させるアイテムのネットショッピングが増えたBusiness Insider Japan編集部員が「2021年のベストバイ」を紹介する。
目次:
超小型で50個の卵をゆでる喜び
卵1個がちょうど収まる超小型のエッグスチーマー。できあがると「ピー」というなかなか大きい音で知らせてくれる。
撮影:横山耕太郎
たとえ一人の朝食でもコーヒーにトースト、そして温かいゆで卵が食べたい——。そんな願いをかなえてくれます。お値段3000円超えで正直迷いましたが、購入から半年。50個以上の卵をゆで、朝食がリッチになりました。
(文・記者 横山耕太郎)
おうち時間を彩る「聖なる木」の香り
真ん中の木の棒のようなものがパロサント。左にあるAESOPのルームスプレーもお気に入り。
撮影:西山里緒
おうち時間をリッチにしようと、香りを追求する中で出会ったのが、スペイン語で「聖なる木」を意味するパロサント。火を点けて焚くだけで、ミントやレモンと木の匂いが混じったような不思議な香りが部屋いっぱいに広がります。
もともとはネイティブアメリカンが浄化のために行った儀式で使われたものだそうで、ちょっとした異文化体験も味わえます。
(文・記者 西山里緒)
筋力強化と有酸素運動を同時にできるステップ台
グロングのステップ台と腹筋ローラー。
撮影:井上俊彦
リモートワークでは運動不足になりがちだけど、散歩に行くのも億劫で……というときに助かったのがステップ台。筋力強化と有酸素運動をいっぺんにできるのも◎です。腹筋ローラーもあれば完璧。
(文・翻訳担当 井上俊彦)
肩甲骨を5分ではがせる振動ボール
振動の強さは弱・中・強の三段階。弱で十分にほぐれる。
撮影:小倉 宏弥
筋トレですべて解決できる。そう信じていたが、在宅ワークの時間が増えてから、筋トレしても疲労を感じるようになった。健康マニアの知人に相談すると、筋肉をほぐすことも大切らしい。薦められるままに電動で振動する筋膜リリースボールを購入した。
最初の1カ月はボールを転がしたり眺めたりしていただけだったが、ある日寝転びながら使ってみると痛気持ち良く体が柔らかくなったことを実感。
今は毎日寝る前に5分程度、腸腰筋のほぐしと肩甲骨はがしに使っている。仕事のパフォーマンスアップはもちろん、早起きができるようになったのもこのボールの効果かもしれない。
(文・編集者 小倉宏弥)
キムチ梅とこんぶ梅の最強コンビ
美味しい梅干しが食べたくなって見つけたのが、不動農園の「紀州南高梅 不動のうめ」。キムチ梅とこんぶ梅をストックしています。料理にも使えますが、そのままおかゆに入れるか、お茶請けとして食べるのが好きです。
(文・翻訳担当 山口佳美)
酔わない「ホワイト缶」でホッと一息
バスタオルを増やしたくて買ったもの。基本、厚手のホテルみたいなバスタオルが好みですが、これは真逆。薄くて、マイクロファイバーなのでペラペラ。なのに、吸水性がすごくて、水分を残さない。
肌の上であまり滑らないので、「こすらず、押して水を拭う」という独特の使用感はあるが、洗ってもすぐ乾くなど扱いやすい。
もう10年以上、この手のサイフォンタイプのマキネッタを自宅で愛用。
6カップ用を使うと、ちょうどマグカップ1杯分のコーヒーが抽出できます。
自宅と思えない風味の香り高いコーヒーが淹れられるので、エスプレッソ好きの人には全力でおすすめしている。このアルミ製のビアレッティは定番商品なので、入門用としてもおすすめ。
2021年ハマったもので、店頭で探しまくっていたのはこのBeeryのホワイト缶。よくコンビニやスーパーで売っている方のBeeryブラック缶よりも、香りがフルーティーで、本当に食事によく合う……のだけど、ホワイト缶探しは結構大変。
なかなか店頭ではお目にかかれない(入荷する店・しない店がはっきりしている印象。する店はかなり少数派)。
酔いたくないが、食事にお茶や水はちょっと……というときのベストチョイスだと思っています。
(文・編集長 伊藤有)
お気に入りの椅子をサステナブルに使うために
少しでも快適でエコな夏を過ごしたいと思って、夏に扇風機をやっと買いました。「自然界の風を再現する」というコピーどおり、ちょうど良い風が吹く。冬にも、部屋を効率よく暖めるサーキュレーターとして活躍します。
10年以上使っているファブリックの椅子とソファーの汚れ。気になってきて、布を張り替える? 買い換える? と思っていたとき見つけたのがこちらです。
半信半疑で使ってみたら、レビューのとおり汚れがみるみる落ちる! これで気に入っている椅子を手放さなくてもよくなりました。
SOLSO FARMは週末のみ営業。植物園のようにいろいろな種類の植物があり、見ているだけで楽しい。でも、つい買ってしまう。
撮影:高阪のぞみ
家にいる時間が長くなり、室内が明るくなるようにと選んだのがフィカスウンベラータの木。神奈川県・川崎市にあるSOLSO FARMで、120センチくらいのものを鉢と一緒に買いました。水をやっていたら30センチ近く伸び、植物も成長しているんだなと実感する日々。新しい葉が出てくるところを見るのが朝の楽しみです。
(文・ブランドディレクター 高阪のぞみ)
家メインの生活に必須な2021年イチの「癒やしスピーカー」
包まれるような音楽体験。ろうそくのようなライトのイルミネーションが「癒し」を感じるガジェットです。
撮影:小林優太郎
2021年に買って通年で「常用している」ものと言えば、ソニーのグラスサウンドスピーカー「LSPX-S3」を挙げておきたいです。
このスピーカーは「本体のガラスが震えて」音を伝えるちょっと特殊なスピーカーで初期型は約100万円もしたもの。
この新型モデルの価格はソニー直販サイトで3万8500円(税込)。発売日の8月6日から使い始めています。
機能としては、シンプルなBluetoothスピーカーです。スマホなどと無線でつないで音楽などを聞いています。
iPhoneおよびAndroid向けアプリ「Music Center」で、光の「ゆらぎ」は調整可能。「音楽連動」を選択すると、ボーカルなどの声に合わせて光が強弱しておもしろいです。
撮影:小林優太郎
イチオシのポイントはなんと言っても音を聴く“体験”にあります。表現が難しいですが、すごく「広がる」感覚です。自分の正面などに置かなくても部屋中に音が広がっていくイメージです(いわゆる「無指向性スピーカー」特有のサウンド体験です)。
特にポッドキャストやオーディオブックなど「人の声」を聴く時の満足度が高いです。ついつい聞き込んでしまって、ヘッドホンやイヤホンで音を聞きながら長時間の作業をしていると、耳や頭が痛くなる自分にとってはかなり嬉しいポイントでした。
(文・記者 小林優多郎)
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