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ジョブズとベゾス、どちらの真似もしてはいけない

ブルーオリジンの宇宙探査計画のイベントでスピーチを行うジェフ・ベゾス

2019年に開かれたブルーオリジンの宇宙探査計画のイベントで登壇したアマゾンの創業者、ジェフ・ベゾス。

Clodagh Kilcoyne/Reuters

  • ツイッターの元CEO、ディック・コストロによると、スティーブ・ジョブズとジェフ・ベゾスはビジネスに対するアプローチ方法は正反対だ。
  • ジョブズはほとんどのことにノーと言うことを信念としていたが、ベゾスはコストロにあらゆることをやりたいと話していた。
  • だがベゾスはどちらのアプローチ法も真似しないようにと警告した。大事なのは「自分らしくなること」だと彼はコストロに話したという。

ジェフ・ベゾス(Jeff Bezos)とスティーブ・ジョブズ(Steve Jobs)は、これまでで最も成功したテック企業の経営者かもしれないが、彼らはビジネスに対してアプローチは正反対のようだ。

これは、ツイッター(Twitter)の元CEOであるディック・コストロ(Dick Costolo)が、2022年1月3日に放送されたニューヨーク・タイムズのポッドキャスト「Sway」で、ジャーナリストのカラ・スウィッシャー(Kara Swisher)に語った内容だ。

コストロは、ツイッターの共同創業者、エバン・ウィリアムズ(Evan Williams)の後任として、2009年に初めてツイッターのCEOに就任した際に、ベゾスとビジネスの戦略について話し合ったという。それによると、ベゾスとの会合にいた別の人物が、アップル(Apple)のCEOだった故スティーブ・ジョブズ(Steve Jobs)とその会社経営のアプローチを話題にした。よく知られているように、ジョブズは「1000のことにノーと言う」ことが、改革の鍵だと信じていた。

それに対して、ベゾスはまったく逆を信じているようだ。

「ベゾスはその人物に、あらゆることをすることが好きだと言った」と、コストロはスウィッシャーに語った。

「彼は、あの有名な、つられて笑ってしまうような笑顔を見せた。そして彼のチームは何かをするときに彼を説得しなければならないのだと述べた」

ベゾスはリスクをとることで有名で、失敗は成功する企業を構築するために非常に重要な要素だとよく話している。長年にわたりアマゾンは、悪名高い 「Fire Phone」 を含むいくつかの失敗を経験しており、売れ残った端末による1億7000万ドルの損失を計上したこともある。

彼は2019年に、「失敗の規模が大きくならないなら、変化をもたらすような大きな発明をすることはできないだろう」と株主向けの書簡で述べている

だがコストロとの会合で、ベゾスは自分のやり方、あるいはジョブズのやり方を真似しようとしてはいけないと断言した。

「誰もが覚えておくべきなのは、成功する方法はたくさんあるということだ。そして、経営に関する書籍や伝記を読み、そのやり方で企業経営を行うことは、あなたやそのまわりの人を不幸にする」と彼は述べた。

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