2021年、ビリオネアは資産を1兆ドル増やした…課税が実現すれば、コロナ対策を賄える税収に

ブルーオリジンのCEO、ジェフ・ベゾス(左)と、スペースXのCEO、イーロン・マスク(右)。

ブルーオリジンのCEO、ジェフ・ベゾス(左)と、スペースXのCEO、イーロン・マスク(右)。

Joe Raedle/Getty Images/Axel Springer

  • アメリカンズ・フォー・タックス・フェアネスによると、2021年にアメリカのビリオネアは資産を1兆ドル増やした。
  • イーロン・マスクだけでも、1180億ドル増えた(77%増)。
  • もしビリオネアに対する課税案が実施されていれば、2021年に2400億ドルの税収があった。これは児童税額控除を賄うのに十分な金額だ。

アメリカのビリオネアの財政は、2021年も好調だった。

左派系団体のアメリカンズ・フォー・タックス・フェアネス(Americans for Tax Fairness:ATF)が発表した最新の報告書によると、アメリカのビリオネアは、2020年12月31日から2021年12月31日の間に、1兆ドル以上の資産を増やした。

ATFはフォーブスのデータを使い、ビリオネアの資産が2020年末の4兆1000億ドルから、2021年末には5兆1000億ドルに、わずか1年間で25%増えたことを発見した。さらにビリオネアの人数は、659人から736人に増えている。

世界で最も裕福な人物であるイーロン・マスク(Elon Musk)は、2021年に巨額の資産を増やした。ATFによると、彼の資産は77%増と、1180億ドルも増加した。フォーブスによると、マスクの純資産は現在約2900億ドルだ。

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Chart: Madison Hoff/Insider Source: Americans for Tax Fairness

これは、アメリカと世界の富裕層がコロナ禍の間に得た巨額の金銭的利益についての報告だ。以前Insiderで報じたように、ビリオネアはパンデミックの発生以降、2021年8月までの時点で、1兆8000億ドルを得ている。これはアメリカの学生が抱える負債、1兆7000億ドルを支払うのに十分な金額だ。そして、2021年だけの利益で、児童税額控除の延長のような、廃止の危機にある貧困対策を簡単に賄えるだろう。

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