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イタリアの修道院に安置された41体の子どものミイラを調査…生活や埋葬の謎を解明へ


 Fully clothed human remains, representing some of the world's best-preserved bodies, are displayed at the Capuchin Catacombs in Palermo, southern Italy, January 31, 2011.

イタリア、シチリア島パレルモのカプチン会修道院のカタコンベに展示されたミイラ。世界でも最も保存状態がよいと言われている。2011年1月31日。

REUTERS/Tony Gentile

  • イタリア、シチリア島パレルモにあるカプチン会修道院のカタコンベ(地下墓地)には約1284体の遺体が安置されているが、そのうち163体は子どものものである。
  • イギリスのスタッフォードシャー大学の研究者たちは、X線を使用して、幼いミイラを調べる予定だ。
  • その目的は、ミイラとなった子どもたちの生活や死をより詳しく知ることにある。

イタリア、シチリア島のパレルモにあるカプチン会修道院のカタコンベ(地下墓地)では、ミイラとなった子どもたちの生と死の謎を解き明かそうと研究者たちが努力している。

イギリスのスタッフォードシャー大学(Staffordshire University)の研究者は、「カタコンベの子どもの部屋」にある41体の子どものミイラを調べる予定だ。この墓地全体では約163体の子どもの遺体が安置されていると言われている。

この研究の代表者であるカースティ・スクワイアーズ(Kirsty Squires)博士は、2022年1月中旬からX線技術を使用してカタコンベ内の幼いミイラを調査する予定だとInsiderに述べた。

2021年7月にYouTubeに投稿された動画では、研究者たちはカタコンベにある成人のミイラがこれまでの研究の対象だったとしている。今回の子どものミイラについての新たな研究は、子どもたちの身元や生活、なぜ彼らがそこに安置されたのかを明らかにすることを目的としている。

スクワイアーズ博士によると、研究者たちはカタコンベを管理するカプチン会修道院と密接に協力し、倫理的で敬意を払った研究を行っているという。

「子どもの遺体を調査する際には、多くの倫理的な配慮が必要だ」

その配慮のひとつが、解剖のような侵襲的で論争の的となってしまうような技術の代わりに、X線技術を用いることである。カタコンベの写真はソーシャルメディアには投稿せず、学術論文に限定し、研究者は子どもたちの身元を特定する情報を公開しないとスクワイアーズは述べている。

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