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言いたいこと、伝わっている? もっと効果的にコミュニケーションを取るための10の方法

おしゃべり

Maskot/Getty Images

会話のニュアンスは時にコミュニケーションを複雑にする。ただ、コミュニケーションの手がかりに対する意識を高め、自分を表現する新しい方法を練習することで、コミュニケーションをより思いやりのあるものにすることができる。それはあらゆる人間関係を強化する役にも立つ。

コミュニケーションの種類

顔の表情から声のトーン、メールの文章まで、わたしたちは日々、数えきれないほどたくさんのコミュニケーションの手がかりに反応している。

コミュニケーションには5つの種類がある:

  • 言語
  • 非言語
  • 文章
  • ビジュアル
  • 聞き取り

もちろん、中には捉えにくいコミュニケーションのシグナルもあって、必ずしも自覚的に認識していないものもあるだろう。より効果的なコミュニケーションを取るために、役立ちそうな10のヒントを紹介しよう。


1. 自分の声を見つける

声はあなたの出生地から今の気分まで、さまざまな手がかりを与えることができる。

力強い、自信に満ちた話し声は、使う言葉と同じくらい重要だ。声のトーンはあなたが言ったことにさらに意味を付け加えることもある。

気を付けたいポイントは:

  • 信頼性と重要性を伝えるため、ゆっくりとした落ち着いた声を使う
  • 自信があるように、聡明に聞こえるように、一定のリズムとトーンを維持する
  • 理解しやすくすることで言葉の影響力を高めるため、相手が聞き取れる音量ではっきりとしゃべる

2. つなぎ言葉を避ける

自分で思っている以上に「あのー…」「…みたいな」「それで…」といったつなぎ言葉を、あなたは頻繁に使っているかもしれない。こうしたつなぎ言葉は自然に感じるかもしれないが、2015年の研究によると、つなぎ言葉は相手の気を散らしたり、あなたの自信のなさを伝えることもあるという。

研究者らがマサチューセッツ工科大学(MIT)の学生69人のキャリア・カウンセラーとの面談を録画した動画138本を分析した結果、つなぎ言葉が少なく、ユニークな言葉を多く使っていると、面談の後に仕事が見つかる確率が上がる可能性があることが分かった。

参考:つなぎ言葉を使うのを止めたい場合は、クラップ・メソッドを試してみよう。これは友人に、あなたがつなぎ言葉を使うたびに手をたたいて知らせてもらう方法だ。自分がどのくらい頻繁につなぎ言葉を使っているか認識することで、そのくせを直しやすくなる。

3. ボディーランゲージを考える

意図的な動きやボディーランゲージは、非言語コミュニケーションにおいて重要な役割を果たしている。

例えば:

  • 何かを指さした時は、それが重要であることを示している。ただし、人を直接指さすと、ネガティブな感情や敵意を示すことになるので注意が必要。
  • 両手を広げて手のひらを上向きに見せるのは、"受容"や"信頼"を示す。
  • 肩をすくめて手のひらを上向きに見せるのは、"決断力のなさ"または"混乱"を伝える。
  • 手のジェスチャーを胸の上部から腰の下部の間で行うことで、"自信"を伝える。

4. 意見を言う時は「わたし」から始める

相手に批判的なフィードバックをする時や反対の意見を伝える時は、「わたし」で始まる言い回しを使おう。相手を非難しているように聞こえることなく、あなたの考えを表現できる。

「『わたし』で始まる言い回しは、『あなた』で始まる相手を批判的に見る言い回しと違って、あなたの経験にフォーカスするものです。『わたし』で始まる言い回しは、相手のせいにせず、あなたが個人的に責任を取ることにもつながります」とMarriage Restoration Projectのカウンセラー、シュロモ・スラットキン(Shlomo Slatkin)さんは話している。

例えば、「わたしは賛成できない」は「あなたは間違っている」といった表現よりも対立的に聞こえないだろう。

自身のリアクションを自分のものとして引き受けることで、責任感と自信を示すことにつながる。

5. アクティブ・リスニングを実践する

効果的なコミュニケーションは、必ずしもあなたが何を言うか、何を表現するかではない。聞くことも、だ。

アクティブ・リスニング —— 携帯電話をいじったり、自分の夜の予定のことを考えたりせず、目の前の会話に積極的に参加し、完全に集中する —— は、相手に自分の話を聞いてくれた、価値があると認めてくれたと感じさせる助けになる。あなたに対する尊敬や信頼が高まるだけでなく、あなたがこの後に言うことを相手がより真剣に受け止めてくれるだろう。

あなたの"聞く"スキルは、相手のメッセージに有益な情報をプラスすることでも示すことができる。例えば「ミーティング中に時間の経過を追うべきだという意見にわたしも賛成。どんなプログラムを試してみたいか、考えている?」などと言ってみてもいいだろう。

6. 顔の表情に注意する

FaceTimeで家族と話している時でも、Zoomでクライアントと打ち合わせをしている時でも、顔の表情は言葉よりも早くあなたの心の状態を伝えている。顔の表情を読むことで、相手の本当の考えをよりよく知る役に立つ。

例えば、あなたのパートナーが口では「家族旅行、楽しそう」と賛成していても、しかめっ面をしていたら、「楽しそう」とは思っていない可能性がある。

「ディズニーランド旅行は楽しそうだと賛成していたけど、ちょっとストレスを感じているように見えた。旅行について、今はどう感じている?」などと、言葉と表情の食い違いを確認してみよう。

7. ビジュアルを用意する

学習スタイルは人それぞれなので、ビジュアルは職場や教育現場などで有益だ。ビジュアル・コミュニケーションには次のようなものが含まれる:

  • 写真
  • アート
  • チャート、グラフ
  • 動画

ビジュアルは分かりやすさが重要だ。例えば、新しいデータをもとにしたチャートを見せる場合、何を表している資料なのか、それがあなたの主張とどう関係しているのか、説明しよう。

また、グラフや画像を見せることで、あなたの言葉を生き生きとさせることもできる。あなたのメッセージが相手の記憶に残る可能性が上がる。

8. 「ノー」を言えるようになる

本当に嫌な時でも、わたしたちは「ノー」と伝えることを躊躇しがちだ。流れで「イエス」と言う方が簡単に思えたり、相手を傷つけたくなくて「イエス」と言ってしまうこともあるだろう。

ただ、友人から夜、飲みに出かけようと急に誘われて「イエス」と答え、その影響で翌日疲れ切っていたら、友人に対して恨みやわだかまりを感じるかもしれない。

そうなる前に、誰かに「ノー」と言うことは自分に「イエス」と言うことにならないか、自分自身に問いかけてみよう。

9. 自分の感情をチェックする

意思の疎通がうまくできずに生じる誤解は、怒りやストレスの爆発(怒鳴ったり、泣いたり)につながる。こうした感情を抱いたり、それを表現することは自然なことだが、感情的になり過ぎると問題を解決する妨げになることもある。

感情が高ぶり過ぎて、礼儀正しくコミュニケーションが取れないと感じた時は待とう。まずは、深呼吸をして落ち着きを取り戻すことだ。

10. 小さな変化を試す

自分にとって一番うまくいくやり方を見つけ、自信をつけるためにも、リスクの低い状況でさまざまなコミュニケーションの方法を練習してみよう。

例えば、アクティブ・リスニングといった新しいスキルは、いきなり上司との打ち合わせや親戚の集まりで試す前に、 パートナーや親友を相手に練習してみよう。

その方が、リスクが低いというだけでなく、パートナーや友人にあなたの新しいスキルを評価してもらい、必要があれば調整することができるからだ。時間をかけて、こうした"お試し"を続けてもいい。

「コミュニケーションを取る時は、ゆとりを持つことを心がけましょう」とRest and Renew Therapyの結婚・家庭セラピストのサマンサ・キンフマ(Samantha Kingma)さんは話している。しゃべる前に考える時間を取ることで、無益なコミュニケーション・パターンに陥るのを避けることができる。

まとめ

効果的なコミュニケーションを習得するには、時間と練習が必要だ。

明確に、礼儀正しく自分の考えを人と共有するためには、自分の今のコミュニケーションのあり方をきちんと把握することが大切な最初の一歩だ。

「コミュニケーションを取る前に落ち着いて考えることで、自分が言おうとしていることを自覚する力が身に付きます」とキンフマさんは語った。

[原文:10 strategies to help you communicate more effectively

(翻訳、編集:山口佳美)

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