メタ、活況を呈するNFT市場への参入を計画…作成や売買の機能を準備中

カリフォルニア州メンロパークにあるメタ本社に掲げられた社名ロゴ。

カリフォルニア州メンロパークにあるメタ本社に掲げられた社名ロゴ。

Liu Guanguan/China News Service via Getty Images

  • フェイスブックの親会社であるメタは、活況を呈するNFT市場への参入を計画している。
  • ソーシャルメディア大手の同社は、ユーザーがNFTを作成し、販売できるようにすることを計画していると、フィナンシャル・タイムズが報じた。
  • 計画はまだ初期段階だが、同社の暗号通貨ウォレット「Novi」を中心に展開することになりそうだ。

ブロックチェーンと結びついたデジタルアート作品を売買するNFT市場が活況を呈しており、そこにフェイスブック(Facebook)の親会社であるメタ(Meta)も参入する計画だと報じられている。

メタはソーシャルメディアのユーザーがプロフィールにNFTを表示できる機能を加えることを計画していると、この問題に詳しい複数の関係者の話としてフィナンシャル・タイムズ(Financial Times:FT)が伝えている。また、NFTの制作を支援する機能や、ユーザーがNFTを売買するためのマーケットプレイスの創設も検討しているという。

Insiderはメタにコメントを求めたが、同社はまだ回答していない。

報道されたような機能の導入は、メタが成長著しいNFT市場に参入しようとする初めての試みになる。ある試算によると、2021年のNFT市場における取引額は400億ドル(約4兆5500億円)以上に膨れ上がったという。

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