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EV充電でケーブル不要に。ワイヤレス充電の開発にしのぎを削るスタートアップ6社

世界中で電気自動車(EV)の普及が進むなか、ドライバーに充電スポットを提供するだけでなく、充電方法も増やそうとするスタートアップ企業が相次いで登場している。

なかでも画期的なのは、充電ケーブルを一切使わない方法だ。米市場調査会社ガイドハウス・インサイツ(Guidehouse Insights)によると、充電市場は2030年までに2075億ドル(約24兆円)超規模に達すると見込まれており、その最先端を行くのがEV向けワイヤレス充電技術だ。

ずっしりと重いケーブルや大がかりな充電設備を使わなくても、専用のシステムを搭載したEVであれば、ワイヤレス送電装置の上に駐車したり走行したりするだけで充電ができる。装置の設置場所には、駐車場や施設、EVの配送バンやトラック、ライドシェア車両、バスなどの発着所などが想定されている。

ガイドハウス・インサイツの調査部門を率いるスコット・シェパード(Scott Shepard)主席研究員は、ワイヤレス充電市場について「まだまだ発展途上ですが、大きく伸びる可能性を秘めています」と話す。

しかし同社は、2030年までにEVワイヤレス充電器が充電市場に占める比率はわずか2%にとどまると予測しており(数量ベースで見ても、微々たるものにすぎない)、課題が立ちはだかっている。

この新たな技術の業界標準規格はいまだ確立されておらず、受電装置をEVに搭載するのにもEVメーカーの協力が必要になる。さらに、今後普及したとしても、富裕層向けのプレミアム製品になりかねない。

これらの課題を解決できれば、ワイヤレス充電には素晴らしい将来性がある。本稿では、課題を乗り越えようと奮闘する6社のスタートアップを紹介しよう。

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