メタバースが生み出す新しい職種。ナイキ、グッチ、メタら続々と求人募集、その内容とは?

メタバース

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テック企業の思惑通りに進むのなら、次世代インターネットの世界は、ゲーム、エンターテインメント、社交、仕事のためにAR(拡張現実)やVR(仮想現実)が相当使われるようになるだろう。

専門家が必ずしもメタバースの盛り上がりに踊らされているわけではないが、現在819億ドル(約9兆4000億円)規模の企業であるメタは、事実上、メタバースの世界に将来を賭けている。仮想通貨資産運用会社のグレースケール(Grayscale)は、広告、デジタル資産、イベントで、メタバースから年間1兆ドル(約115兆円)の収益を得ることができると予測している。

そして、収益の可能性があるところには、ある程度の高いリスクを好む人のための仕事が存在するものだ。

メタは2021年10月、エンジニアリング、デザイン、プロダクトマネジメントなどの技術分野でメタバース構築をサポートするため、1万人を雇用する計画を発表した。

本稿執筆時点で、メタはメタバースに特化した25の職種の求人募集をしていた。その中には、ARスマートグラスやその他のウェアラブル技術といった新しいデバイスの開発に携わるハードウェア製品部門のトップ、さまざまなメタバースのコンテンツやアバターの「開発を牽引」する技術プログラム・マネジメント・ディレクターの求人も含まれていた。

メタのヨーロッパ、中東、アフリカの採用担当者であるアンディ・ウィルキンソン(Andy Wilkinson)は、以前、同社はメタバースを「インターネットの次のバージョン」と捉えていると言っており、面接を突破するためのヒントを語ってくれた。

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