バイデン家の新しいペット、ウィローはホワイトハウス内を歩き回っている。
Erin Scott/The White House via AP
- バイデン大統領夫妻は、2歳のトラネコ、ウィローをホワイトハウスに迎え入れた。
- ビル・クリントン大統領の愛猫ソックスは、ある種セレブリティだった。
- 歴代大統領のジョージ・W・ブッシュ、ジミー・カーター、ハーバート・フーヴァー、カルビン・クーリッジも猫を飼っていた。
第30代大統領のカルビン・クーリッジ(Calvin Coolidge)は、ブラッキーとタイガーという2匹のネコを飼っていた%!(EXTRA string= )
カルビン・クーリッジ大統領の愛猫、ブラッキーとタイガー。
Library of Congress
1923年、2匹のネコがホワイトハウスの外でバスケットに座っている。
タイガーはホワイトハウスから一度逃げ出したことがあるが、翌日、海軍ビルに迷い込んでいるところを発見された
「タイジェ(Tige)」の愛称で呼ばれていたタイガーは、無事、ホワイトハウスに戻った。
Photo by Buyenlarge/Getty Images
海軍ビルの警備員だったベンジャミン・フィンク(Benjamin Fink)が「タイジェ」を発見し、無事にホワイトハウスに戻された。
第31代大統領のハーバート・フーヴァー(Herbert Hoover)は、キティという名前のペルシャ猫を飼っていた
ハーバート・フーヴァーが飼っていたペルシャ猫、キティ。1929年撮影。
Library of Congress
ハーバート・フーヴァー大統領図書館・博物館(Herbert Hoover Presidential Library and Museum)によると、キティはホワイトハウス内の「廊下を歩く自由」を手に入れていたという。
ジミー・カーター(Jimmy Carter)大統領の娘、エイミー(Amy)は、ミスティという名前のシャム猫を飼っていた
1978年、ミスティとエイミー・カーター。
HUM Images/Universal Images Group via Getty Images
大統領ペット博物館(Presidential Pet Museum)によると、このネコのフルネームは、「ミスティ・マラーキー・イン‐ヤン(Misty Malarkey Ying-Yang)」だという。
ミスティは、メリーランド州にある大統領の別荘キャンプ・デービッドでの休暇にも同行した
1977年、キャンプ・デービッドからの帰り、愛猫のミスティを抱くカーター大統領の娘エイミー・カーター。
AP
ミスティは、エイミーのドールハウスにも住み着いていた。
ビル・クリントン(Bill Clinton)大統領夫妻が飼っていたソックスという名前のネコは、メディアに頻繁に登場して有名になった
クリントン夫妻のホワイトハウスのファーストキャット「ソックス」と大統領秘書官のベティ・カーリー(Betty Currie)。
Reuters
クリントン夫妻の娘、チェルシー・クリントン(Chelsea Clinton)は、ビル・クリントンがアーカンソー州知事だったころにソックスを拾い、養子に迎えた。
1994年には、ホワイトハウスの職員がソックスを記者会見室の演壇に上げた
ビル・クリントン大統領の飼い猫、ソックス。1994年撮影。
AP Photo/Marcy Nighswander
ソックスはホワイトハウス内を自由に歩き回り、大統領執務室でクリントン大統領の肩に乗ることもあった。
ソックスはホワイトハウスのバンにも乗っていた
1993年、ホワイトハウスのバンの後部座席にいる猫のソックス。
Smith Collection/Gado/Getty Images
1993年、ソックスはホワイトハウスのバンの後部座席に陣取った。
ソックスはクリントン夫妻の愛犬、茶色のラブラドール「バディ」とも仲良しだった
1998年、猫のソックスと犬のバディ。
Smith Collection/Gado/Getty Images
1998年、ソックスとバディは、ホワイトハウスの大統領執務室で一緒にいるところを撮影された。
ジョージ・W・ブッシュ(George W. Bush)大統領は、バーニーとミス・ビーズリーという2匹のスコティッシュ・テリアに加え、「キティ」という愛称で呼ばれていたインディアという名前の黒ネコを飼っていた
2007年、ミス・ビーズリーがネコのインディアをなめまわす様子をバーニーが見守っている。
Paul Morse/White House Photo
3匹のペットは2007年のバレンタインデーに、ホワイトハウスのレッドルームで並んでポーズを取った。
ブッシュ夫妻は、双子の娘が9歳のときにインディアを迎えた
ジョージ・W・ブッシュ大統領とローラ・ブッシュ大統領夫人の飼いネコ、インディア。
Paul Morse/White House Photo
インディアは、「エル・インディオ(El Indio)」という愛称で呼ばれていたテキサス・レンジャーズ(Texas Rangers)のプロ野球選手ルーベン・シエラ(Rubén Sierra)選手にちなんで名づけられた。
内気な性格のインディアは、ホワイトハウスの図書館やベッドの下に隠れていることが多かった
ホワイトハウスの庭園で遊ぶインディア(左)とビーズリー(右)。
Jason Reed/Reuters
2009年1月ブッシュ夫妻がホワイトハウスを去る直前にインディアは死亡した。
「インディアは約20年間、ブッシュ家の最愛のメンバーだった。彼女がいなくなるとても寂しくなる」とブッシュ家は声明で述べた。
2022年1月、バイデン(Biden)大統領夫妻は、2歳のトラネコのウィローがホワイトハウスにやってきたことを発表した
バイデン大統領夫妻はグレーのトラネコ、ウィローをホワイトハウスに迎えた。
FLOTUS/Twitter
ウィローはジャーマン・シェパードのメジャーがネコに慣れるためのトレーニングを受けている間、里親に預けられていたが、メジャーは最終的に「より静かな環境」で大統領の友人と暮らすことになった。
ウィローは、バイデン大統領夫妻が2021年12月に迎えたジャーマン・シェパードの子犬、コマンダーと一緒にホワイトハウスで暮らすことになる
バイデン家の新しいペット、ウィローがホワイトハウス内を歩き回っている。
Erin Scott/The White House via AP
バイデン大統領夫妻は、チャンプとメジャーという2頭のジャーマン・シェパードとともにホワイトハウスにやってきた。チャンプは2021年6月に13歳で亡くなり、メジャーはホワイトハウスでの生活に馴染めず、今は大統領の友人と一緒に暮らしている。
ウィローは、バイデン大統領の妻のジル・バイデンの故郷、ペンシルバニア州のウィローグローブにちなんで名付けられた
ホワイトハウスで飼われることになったバイデン家のネコ、ウィロー。
Erin Scott/White House
「ウィローは2020年の選挙活動中に、ステージに飛び乗り、ジル・バイデンの発言を遮ったことで、かなりの印象を与えた」とファーストレディの広報担当者、マイケル・ラローザ(Michael LaRosa)はニューヨーク・タイムズに語った。
彼はペンシルベニア州の農場にいたが、「農場のオーナーは彼らの絆を見て、ウィローがジル・バイデン大統領夫人と一緒にいるのがふさわしいと思った」という。
ウィローはすでに新しい家になじんでいる
ジョー・バイデン大統領とジル・バイデン大統領夫人の新しいペットの猫、ウィロー。
Erin Scott/The White House/Handout via Reuters
「ウィローは、お気に入りのおもちゃやおやつ、匂いをかいだり探検したりできる場所がたくさんあるホワイトハウスになじんでいる」と、ラローザはニューヨーク・タイムズに語っている。
(翻訳:大場真由子、編集:Toshihiko Inoue)