米人気コメディアン、トランプ氏を米人気女優にたとえて皮肉る

NBC

「レイトナイト」のセス・マイヤーズ氏

YouTube/NBC

アメリカの人気トーク番組「レイトナイト(Late Night)」の司会者、人気コメディアンのセス・マイヤーズ(Seth Meyers)氏は、番組内でトランプ大統領が映画俳優メリル・ストリープ氏を「ハリウッドでもっとも過大評価されている女優の1人」とTwitterに投稿したことについて語った。

ゴールデン・グローブ賞授与式で功労賞(セシル・B・デミル賞)受賞のスピーチを行ったストリープ氏は、トランプ氏が選挙遊説中に行った振る舞い(障害を持った記者の真似をした)にショックを受けたと語った。その翌朝、トランプ氏はTwitterで彼女を罵倒した。

「ツイートが計算されたものなのか、ただの混乱したナルシストの戯言なのかわからないが、ロシアが民主党全国委員会とヒラリー・クリントン氏をハッキングしたと情報当局者が思っていることよりも、彼がメリル・ストリープ氏との確執について話したがっていたことは明らかだ」とマイヤーズ氏は番組で語った。

ただ、マイヤーズ氏も、ストリープ氏が過大評価されているという主張を紹介することには苦労した。

「過大評価? 彼女は素晴らしいよ。人々が彼女を使って他の職業の人々を褒めるくらいにね。たとえば、レブロン・ジェームズ(LeBron James)はバスケットボールのメリル・ストリープだ。ドナルド・トランプはすぐ怒るメリル・ストリープだ」

ロシアのハッキングのニュースに続いて、トランプ次期政権は火曜日に公聴会を開く。多くの人が自分のことを「Twitterのアーネスト・ヘミングウェイ」と呼ぶと言うトランプ氏がそれらの成り行きに140文字でどう反応するのか想像するのは難しい。

「もし、アーネスト・ヘミングウェイが、トランプ氏がそんなこと言ってるって聞いたら、落胆するでしょうね」

[原文:Seth Meyers: 'Trump is the Meryl Streep of having thin skin'

(翻訳:須藤和俊)

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