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ヤフー新体制、新社長に49歳の小澤専務が内定、4月就任へ…ZOZO子会社化などECの事業拡大で成果

小澤隆生氏と川邊健太郎氏

2022年4月1日よりヤフーの新社長への就任が内定した小澤隆生氏(右)。左は現社長の川邊健太郎氏。

出典:ヤフー

ヤフーは2022年4月1日付の社長交代を発表した。

新社長にはヤフーCOO(最高執行責任者)などを務める小澤隆生氏(49)が就任する。現社長・川邊健太郎氏のヤフーにおける新役職は取締役となる(なお、川邊氏は4月以降もZホールディングス社長の役職は継続する)。

小澤氏は、楽天などを経て2012年にヤフーに入社。アスクルやZOZOの連結子会社化を実現させ、Zホールディングス(HD)のeコマース取扱高を、2012年度の1兆6023億円から、2020年度には3兆2268億円までに成長させたことなどが認められ抜擢(ばってき)された。

狙いは「迅速な意思決定」

社長交代の理由についてヤフーは、「迅速(じんそく)な意思決定が最適」と説明している。

「ZHDは2021年3月にLINEとの経営統合を行い、経営統合効果の最大化およびZHDグループ全体でのシナジー創出などを目指しています。そのような中で、ZHDグループの中核企業であるヤフーは、メディア事業やコマース事業、フィンテック事業などのさらなる成長を加速させるためには、新たなCEOによる迅速かつ機動的な意思決定と業務執行を行う新経営執行体制への移行が、最適であると考えました」(リリース資料より)

ZOZOの子会社化を実現

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ヤフー現社長の川邊氏(左)。LINEとの経営統合の発表会で撮影。

撮影:小林優多郎

ヤフーによると、小澤氏は2013年10月、Yahoo!ショッピングへの出店料を無料にするなどの「eコマース革命」を手がけたのち、アスクルやZOZOの連結子会社化などを実現し事業の多角化に貢献。

また現社長の川邊氏とキャッシュレス決済サービス「PayPay」の立ち上げや、ZHDとLINEとの経営統合を推進した。コロナ禍では、ヤフーCOOとして「ユーザーファースト」なサービス提供を推進した実績をあげた。

「ユーザーファーストにこだわる」

小澤氏は新社長への就任について、次のようにコメントを発表した。

1990年代にインターネットサービスで起業してから、そして今でも変わらない「思い」があります。それは、「良いサービスを提供し、社会に貢献する」「良い会社をつくって、社会に貢献する」という思いです。良いサービスを提供するためには、「ユーザーファーストに徹底的にこだわること」と「そのサービスに携わる社員と社員の家族のウェルビーイング(幸福)の向上」が重要だと考えています。

また、新生ヤフーでは、「!(びっくり)」や「おもしろさ」にもこだわりたいと考えています。

情報技術を通じて、人々や社会の課題を解決する良いサービスや、日本をもっと便利にする良いサービスの提供に加えて、「!」や「おもしろい」と思ってもらえるユーザー体験を提供し、さらなるヤフーの成長を実現してまいります。

川邊氏「さらなる進化・飛躍させて」

また現・社長の川邊氏は以下のようにコメントしている。

小澤次期社長なら、これまでヤフーが築き上げてきたものを受け継ぎ、さらなる進化・飛躍をさせて、「良いサービス」「良い会社」をつくり、「社会に貢献」してくれると確信しています。

(文・横山耕太郎

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