全財産をビットコインにした家族、「仮想通貨ヘイブン」ポルトガルに移住

ポルトガルの航空会社、TAPエアポルトガルの「A321neo」。

TAPポルトガル航空のエアバスA321neo。

Markus Mainka/Shutterstock

  • 2017年に全財産を売却してビットコインを購入したオランダ人一家が、節税のためにポルトガルに移り住んだ。
  • ディディ・タイフツは、家族で5年間旅をしながら暮らしていたが、ビットコインへの課税が0%のポルトガルに定住することにしたと、CNBCに語っている。
  • 彼らが全財産をつぎ込んだときのビットコインの価格は900ドルだったが、現在は約4万2000ドルで取引されている。

2017年に全資産を売却してビットコインを購入したオランダ人一家は、暗号資産への優遇措置を取るポルトガルに移り住むことにしたという。

タイフツ一家は、ビットコインへの投資と旅暮らしをするために、2017年に「物理的」な資産をすべて売却し、保有資産のほとんどを世界各地の秘密の場所に隠したと、以前述べていた。

ディディ・タイフツ(Didi Taihuttu)がCNBCに語ったところによると、彼とその妻、そして3人の子どもたちは、5年間旅をしながら暮らしてきたが、ポルトガルでは暗号通貨やキャピタルゲインに対して非課税であることから、旅をやめてそこに移り住むことにしたという。

「ポルトガルは最高のビットコイン・ヘイブンだ」とタイフツは述べている。

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