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問題はCEOにある! ニール・ヤング氏、スポティファイの従業員に「魂を食いつくされる前にそこから抜け出せ」と呼びかけ

ニール・ヤング

ミュージシャンのニール・ヤング。

Gary Miller/Getty Images

  • ミュージシャンのニール・ヤング氏は、スポティファイ(Spotify)のCEOダニエル・エク氏を同社の「大きな問題」と呼んで攻撃している。
  • 物議をかもしているにもかかわらず、エク氏はジョー・ローガン氏のポッドキャストの配信継続を支持している。
  • ローガン氏のポッドキャストは新型コロナウイルスについて誤った情報を拡散していると、科学者や医療関係者は懸念を示している。

ミュージシャンのニール・ヤング氏は、スポティファイの従業員に「魂を食いつくされる前にそこから抜け出せ」と呼びかけた。

これはスポティファイのCEOダニエル・エク氏が物議をかもしているポッドキャスター、ジョー・ローガン氏の番組配信の継続を支持したことを受け、ヤング氏が2月7日に発表したコメントの一部だ。

「スポティファイで働く人々よ、君たちの大きな問題はダニエル・エクだ。ジョー・ローガンではない。エクが状況を操作している」とヤング氏は自身のウェブサイトに書いている。

「エクによって設定された目標は数字だ。アートでも創造性でもない」と同氏は付け加えた。

ヤング氏とシンガーソングライターのジョニ・ミッチェル氏は1月、スポティファイがローガン氏を支持し続けていることに抗議し、自身の楽曲をプラットフォームから引き揚げた。

同じく1月、医師や看護師、科学者、教育関係者270人は新型コロナウイルスのパンデミックを「集団形成精神病」と呼んだ陰謀論者のロバート・マローン(Robert Malone)博士が出演した12月31日のポッドキャスト『ジョー・ローガン・エクスペリエンス(Joe Rogan Experience)』の内容を受けて公開書簡をまとめ、スポティファイに対し「プラットフォームでの偽情報の拡散を減らす」よう呼びかけた。

また、ローガン氏には「特に新型コロナウイルス感染症(COVID-19)のパンデミックについて、偽情報を配信する憂慮すべき歴史がある。誤った、社会的に有害な主張の伝播を許すことで、スポティファイは科学的な研究に対する大衆の信頼を損なわせ、疑いの種をその心に植え付けることを可能にしている」と指摘している。

先週開かれた社内の対話集会でエク氏は、ローガン氏のポッドキャストの配信を継続するというスポティファイの決定を擁護した。

The Vergeによると、エク氏は「大きな望みを叶えようとするなら、わたしたちの多くが誇りに思わないようなコンテンツもスポティファイに存在することになる」と語った。

「なんでもありではないが、わたしたちが強く反対したり、怒りや悲しみを感じるような意見、アイデア、考えも存在することになるだろう」とも話したという。

過去の番組で黒人差別用語を何度も使ったローガン氏の動画が再び拡散したことを受け、エク氏は2月6日、再びローガン氏を擁護した。

「ジョーを黙らせることが解決策だとは考えていない」とエク氏は従業員向けのメモの中で述べたと、アクシオス(Axios)のサラ・フィッシャー(Sara Fischer)氏は伝えている

ウォール・ストリート・ジャーナルによると、スポティファイはローガン氏の人気ポッドキャストの権利を買うために1億ドル(約115億円)以上払ったという。ローガン氏の番組は2020年9月にスポティファイに追加された。

Insiderはヤング氏の直近のコメントについてスポティファイにコメントを求めたが、回答は得られなかった。

[原文:Neil Young urges Spotify workers to quit their jobs before the company 'eats up your soul,' and says CEO Daniel Ek 'is your big problem not Joe Rogan'

(翻訳、編集:山口佳美)

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