フィギュアスケート・アメリカ代表のカレン・チェンの衣装には、フリーの曲に合わせたデザインがさりげなく取り入れられていた。
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- カーリングのチェコ代表、ズザナ・パウロバは、混合ダブルスの試合でカーリングのストーンの形のピアスをつけていた。
- フィギュアスケートのアメリカ代表、カレン・チェンの衣装は、フリーの曲に合わせて母親が作ったものだ。
- スノーボードのアメリカ代表が着用しているウェアの前ポケットには、幸運を招くといわれるウサギの足を模した飾りが入っている。
韓国代表が開会式で着用したウェアは、太白山脈をイメージしている
韓国代表が開会式で着ていたウェアは、太白山脈をイメージして作られた。
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WWDによると、このウェアはザ・ノース・フェイスがデザインした。
カーリングのチェコ代表、ズザナ・パウロバ(Zuzana Paulova)は、混合ダブルスの時にカーリングストーンの形のピアスを着けていた
チェコのズザナ・パウロバは、カーリングのストーンのピアスを着けていた。
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パウロバは、オリンピックと同時期に開催された大会に出場している若いカーリング選手に敬意を表して、このピアスを着けたと語っている。
「このピアスは思い出になるだろう。今日、ジュニアチームのチェコ選手権が開かれていて、心はひとつで幸運を祈っているというメッセージを伝えたかった」と、世界カーリング連盟のツイッターに投稿した。
スノーボードのアメリカ代表、マディ・マストロ(Maddie Mastro)は、アメリカ代表のウェアの中にある、ウサギの足を模した飾りを見せた
マディ・マストロは、アメリカ代表のウェアについたラッキーラビットフットをTikTokの動画で紹介した。
Tim Clayton/Corbis via Getty Images ; maddie_mastro/TikTok
女子ハーフパイプで決勝進出を惜しくも逃したマディ・マストロは、ウェアの前ポケットにあるラッキーラビットフット(幸運をもたらすと言われるウサギの足を模した飾り)を紹介する動画をTikTokに投稿した。
スノーボード・アメリカ代表のオフィシャル・アウターウェア・パートナーのヴォルコムのサイトからラッキーラビットフットを12ドルで購入できる。
フィギュアスケートのアメリカ代表、 カレン・チェン(Karen Chen)は、フリーの曲目に合わせて蝶のモチーフをつけた衣装を母親がデザインしたと語った
アメリカ代表、 カレン・チェン。
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2月7日に行われたフィギュアスケート団体でアメリカを銀メダルに導いたカレン・チェンは、母親のホシュー・フイ・チェン(Hsiu-Hui Tseng)が作った紫の衣装をフリーで着用した。ロングスリーブの衣装は、複雑に散りばめられたラインストーンであしらわれたローネックと流れるようなスカートが特徴だ。
さらにフリーの曲目「バタフライ・ラヴァーズ」にちなんで、2つの蝶をあしらっている。
アメリカチームのインスタグラムに投稿された動画で彼女は、銀メダルを獲得した2022年の全米フィギュアスケート選手権のフリーでも、別の同じような衣装を着用し、これも母親がラインストーンの蝶のデティールをあしらっていたと語っている。
スノーボードのレジェンド、ショーン・ホワイト(Shaun White)は、自身の新しいライフスタイルブランド「ホワイトスペース」の商品を身に着けていた
スノーボードのアメリカ代表、ショーン・ホワイト。
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ホワイトは、彼自身最後となるオリンピックの直前の1月に発表した「ホワイトスペース」コレクションを身に着けて出場している。
「ホワイトスペースという名前は、チャンスを表している」と、彼は自身のインスタグラムの投稿で語った。
「マーケットの隙間、真っ白なキャンバスという意味だ。それはスノーボードそのものだから、僕はその言葉が大好きだ。何をどうやればいいか、教えてくれる人は誰もいないスポーツのひとつだ。自分のスタイル、自分のやり方で取り組むことができるから、僕はスノーボードが大好きなんだ。もちろん、僕の名前に因んだものでもあるんだけど」
スノーボードのスイス代表、パット・バーゲナー(Pat Burgener)のボードには、彼のミュージシャンとしてのもう一つの顔を表すギターが描かれている
ハーフパイプに出場したパット・バーゲナー。
Ulrik Pedersen/NurPhoto via Getty Images
バーゲナーは2014年に怪我で競技から離れた際、音楽活動を始めた。彼は2021年に4枚目のEP「California Sun」をリリースした。
[原文:6 hidden details you may have missed in Olympic athletes' outfits]
(翻訳:Makiko Sato、編集:Toshihiko Inoue)