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バンライフを始めたい人に実践者がアドバイス…キャンピングカーでの生活は、SNSで見るほど華やかではないかもしれない

A view from Yasmine El Kotni and Ren? Brink's van.

ヤスミン・エル・コトニさんとレネ・ブリンクさんのバンから見た風景。

@Recycleinn

  • バンを家に改造した3組のカップルは、人々にバンライフを選択する前によく調べることを勧めている。
  • カップルたちは、このライフスタイルはネット上では華やかに描かれているが、現実はそうでないこともあるとInsiderに語った。
  • 「バンライフは困難かもしれないし、ソーシャルメディア上で見るほど常にいい生活であるとは限らない」と23歳のリサ・アルトホフさんは話している。

パステルカラーのフォルクスワーゲン(Volkswagen)のキャンピングカーや居心地のよさそうな読書コーナーの写真が、インスタグラム(Instagram)に「#vanlife」のタグをつけて数多く投稿されている。記事執筆時点で1200万件以上の投稿があるが、ノマドライフをするという夢を実現したカップルは、その生活が必ずしも華やかではないとInsiderに語った。

ヨーロッパでバンライフを送っている3組のカップルが、改造したバンで走り出そうとしている人たちにアドバイスを送っている。

バンに投資する前に、旅先で必要なものをリストアップしよう

24歳のヤネク・ラーデマッハー(Janek Radermacher)さんと23歳のリサ・アルトホフ(Lisa Althoff)さんは、オンラインで購入して2017年に家に改造したオレンジ色のメルセデスのバンでヨーロッパ各地を旅している。ドイツを拠点に活動するこのカップルは、バンライフの旅をインスタグラムのアカウント「@orangeroadtrip」で投稿していて、この記事の執筆時点で1万1000人以上のフォロワーがいる。

これからバンライフを始める人は、バンを選ぶ前に自分のニーズを正しく見極めるべきだとアルトホフさんは言う。

「バンライフが本当に自分に向いているかどうかをテストすることは非常に重要です。なぜなら、バンライフは大変なこともあるし、ソーシャルメディアで見るほどよいことばかりとは限らないから

さらに彼女は、旅先の国や地域を考慮し、その状況に適した車を選んだり、適応できるようにするべきだと付け加えている。

「北欧に行きたいのならば暖房が必要だし、モロッコに行きたいのならば冷房が必要」で、多くの人がこれを考慮に入れるのを忘れていると彼女は述べた。

ラーデマッハーさんは、数千ユーロ(数十万円)でバンを購入した、それまでバンライフに縁がなかった人たちに出会ったことを思い出すという。

「彼らはベッドだけの非常にシンプルな改造をしただけで、『さて、電気がない。どうやって携帯電話を充電しよう』と考え込んでいました」

バンライフをしている人と交流し、始めるための実践的なアドバイスをもらおう

インスタグラムに@firetruck.familyのアカウントで投稿する30歳のジェス・ブラントン(Jess Branton)さんと39歳のデイブ・スミス(Dave Smith)さんは2016年、イギリスで、彼らが「大きな赤い獣」と呼ぶ古い消防車を購入した。この車を、彼らの子ども、10歳のポピーと5歳のルナを連れて行く旅行に使っているという。

ソーシャルメディアはバンライフ・コミュニティとつながり、旅をしている人たちからヒントを得るのに有効なツールだとブラントンは話す。

「『セルフビルド・キャンピングカー(Self Build Campervans)』というフェイスブック(Facebook)のグループがあり、必要なことは何でも載っています」と、調べるのがおっくうになっている人に向けて彼女はアドバイスしてくれた。

ブラントンさんはまた、自分たちの知識不足を補うため、YouTubeの動画を多く利用したという。「私たちにできたのだから、誰にでもできます。私たちも今までそんなことをしたことがなかったから」と彼女は付け加えた。

フルタイムで旅に出る前に、レンタルバンで短い旅をしてみる

フランス在住の33歳のヤスミン・エル・コトニ(Yasmine El Kotni)さんと34歳のレネ・ブリンク(René Brink)さんのカップルは、2019年8月にバンを購入し、9月に改造を始めて年末に完成させた。

彼らは2020年の1年間、ニュージーランドを旅してフルタイムのバン生活を経験し、それ以降は、バンを顧客のために家に改造するビジネス「リサイクル・イン(Recycle Inn)」をスタートさせた。また、1万2000人以上のフォロワーのいる@Recycle Innというインスタグラムのアカウントを持っている。

バンで生活することへの期待と現実について、エル・コトニさんはこう語る。

バンライフがいかに素晴らしいか、究極の自由であるかといった美化された映像がたくさんありますが、バンライフは万人のためのものではないことを認めなければならないでしょう」

彼女は、バンを持っている友人を見つけて貸してもらうか、または1週間から2週間レンタルして、バンライフが快適かどうか確かめたほうがいいとアドバイスしている。

「どんなに素敵なバンでも、家ほど快適ではありません」と彼らは言う。バンライフを目指す人たちには、「もしバン生活が楽しくないなら、やめてもいい」ことを忘れないでほしいと呼びかけている。

[原文:3 van life couples share what every traveler should know before committing to mobile living

(翻訳:大場真由子、編集:Toshihiko Inoue)

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