SaaSのパイオニア。セールスフォースのマーク・ベニオフCEOが薦める12冊

セールスフォースのマーク・ベニオフCEO

セールスフォースのマーク・ベニオフCEO。

KimberlyWhite/GettyImages

セールスフォースの会長、共同CEO兼創業者のマーク・ベニオフは、ソフトウェアをサービスとして販売するSaaSへの道を切り開いた人物だ。

同社を大手ソフトウェア企業へと成長させたベニオフを、マーケティングや営業の天才と称賛する人は少なくない。それがたとえ投資家向けの業績発表の場であれ、ベニオフはいかなる機会も、売り込みのチャンスと捉えてきた。

その間、折に触れてベニオフは自分の信念をためらうことなく口にしてきた。企業が社会問題に取り組む重要性について話題にすることも多く、「ビジネスは変化をもたらす最大のプラットフォームである」とも話す。「ステークホルダー資本主義」の重要性を説き、ビジネスがその周囲のコミュニティや環境、従業員、株主にとって有益でなければならないと熱弁を振るう。

実際に、ベニオフはLGBTQの人権やホームレス問題、気候危機について立場を明確に示しており、その考えはセールスフォースのマーケティング戦略にも表れているほどだ。

こうした価値観は、決して一夜にしてできたものではない。これまで多くのリーダーや情報源に影響を受けながら形作られてきたものだ。Insiderは今回、ベニオフの視座を養ったものは何かを探るべく、ベニオフにおすすめの書籍を尋ねた。

セールスフォースの広報担当者を通じて送られてきたリストは、リーダーシップを発揮してIT企業を成長させてきたCEOによる著書から、テクノロジー論やマーケティング論、仏教や瞑想に関するものまで、かなり広範なトピックをカバーしていた。

以下がベニオフが推薦する12冊だ。

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