「原油価格240ドルの可能性も」エネルギー調査会社最新報告。世界不況の最悪シナリオも

石油の掘削装置

Vladimirovic/Getty Images

ロシアのウクライナ侵攻により原油価格が急上昇している。エネルギー調査会社のコモディティ市場の専門家は、この高騰は当面続くと警告している。

ライスタッド・エナジー(Rystad Energy)の石油市場責任者ビョルナー・トンハウゲン(Bjørnar Tonhaugen)は最新の研究報告書で、「原油価格は2022年夏には1バレル240ドルに達する可能性がある。これは過去数十年で最大のエネルギー危機であり、非常に重要なエネルギー資源の供給にかつてないほど大きな影響を及ぼす」と記している。

Insiderは、トンハウゲンによる最新の原油価格の見通しと、1バレル240ドルに達した場合に起こりうる、世界的な景気後退のシナリオをまとめた。

原油価格の見通し

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