iPhone 12/13シリーズをiOS 15.4にアップデートするとマスク付けていてもFace IDが利用できる。
撮影:小林優多郎
アップルは3月15日、iOS 15.4およびiPadOS 15.4を公開した。
さまざまな機能追加およびバグ修正が実施されているが、目玉はFace ID(顔認証)のマスク対応だ。
撮影:Business Insider Japan
Face IDのマスク対応はiOS 15.4を搭載した「iPhone 12/12 Proシリーズ」(2020年10月発売)と「iPhone 13/13 Proシリーズ」(2021年10月発売)が対象となる。
なお、iPhone XやiPhone 11、Face IDに対応するiPad Proシリーズは、iOS 15.4/iPadOS 15.4にアップデートしても対象外となる点は注意。
アップデート後すぐに設定可能、メガネありでもOK
マスク対応のためのFace ID設定は、iOS 15.4アップデート直後に表示される。
撮影:小林優多郎
iOS 15.4に対象のiPhoneをアップデートした直後、マスク対応のための設定画面が表示される。
基本的には表示内容に従えば、設定は完了する。
アップデート後初回起動時の設定を完了すると、「設定」アプリのFace IDに「マスク着用時Face ID」の項目が表示されていた。
画像:筆者によるスクリーンショット
設定が完了すると、ロック画面の解除やApple Payでの支払い、App Storeやアプリ内課金での支払い時も、マスク付きでも解除できる。
メガネ+マスクでも利用できた。
撮影:小林優多郎
また、筆者はメガネを常用しているが、メガネ+マスクの状態でも認証できた。
ただし、アップルによると、サングラス+マスクでは認証できない。マスク付きのFace IDでは、目元の特徴で認証しているためだ。
(文、撮影・小林優多郎)