「自分より経験の浅い社員の方が給料が高い」と発覚。自分の市場価値を会社に認めさせるには?

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あなたの部署に新しい社員が入ってきた。あなたは喜んで迎え入れる。あなたとその新入社員の業務内容はほぼ同じだ。新人はたまたま自分より若く、経験も少ないが、きっとチームに大きく貢献してくれるに違いない。

しかしまもなく、あなたが考えを改めるような噂が耳に入り始める——新入社員はあなたよりも多く給料をもらっているというのだ。さて、どうしたものだろう。

大退職時代はこれまでにない人材需要を喚起し、企業は才能ある人材を引きつけるために給与を引き上げている。人材の流動化が進むことは、よりよい職を探す求職者にとってはメリットだが、新入社員と既存社員の間に不均衡を生むリスクもある。

真面目に仕事してくれている社員を昇給もせずないがしろにすると、会社は裏切られたと感じた社員から反感を買いかねない、とキャリアの専門家は指摘する。

だが逆に、もしあなた自身がこのような状況に立たされたら拙速に事を起こさないこと、と専門家たちは言う。

人事コンサルタント兼キャリアコーチのライサ・ラモス(Raisa Ramos)は語る。

「まずは深呼吸をしましょう。給料が絡む話は気が重いものですが、これは結局のところ、初めて会社と面接した時のように、自分の価値を再交渉するということなのですから」

ネガティブな感情が収まったら、自分の本当の市場価値を勝ち取るための行動を慎重に起こそう。キャリアの専門家がアドバイスするステップは次のとおりだ。

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