タイミーCOOの退任が発表された守安功氏。2021年11月撮影。
撮影:横山耕太郎
スキマ時間バイトのマッチングサービス「タイミー」は2022年3月31日、COOの守安功氏の退任を発表した。退任は3月25日付け。
守安氏はDeNA創業者・南場智子氏の後、DeNAの2代目社長に就任。約10年間社長を務め、退任後の2021年10月、タイミーCOOに就任した。
臨時取締役会で辞任勧告を決議
出典:タイミー発表文
タイミーによると、守安氏のコンプライアンス規程違反が発覚したという。3月23日の臨時取締役会で辞任勧告を決議し退任した。
発表によると「取締役に求められる規範意識の高さ等を鑑(かんが)みて会社として厳格な対応を取るべきと判断」をしたという。
タイミー広報はBusiness Insider Japanの取材に対し、「本人のプライバシーもあり発表以上のことはコメントできない」としている。
245万人が登録するバイトアプリ
タイミーは立教大学の現役学生・小川嶺社長が起業した学生ベンチャーで、スキマバイトのマッチングサービスを運営している。
2018年にタイミーのアプリをリリースし、3月15日時点で約245万人のユーザーが登録。また2021年9月には累計90億円を調達するなど急成長するスタートアップとして注目されている。
(文・横山耕太郎)