Rolex
- ロレックスは毎年スイスのジュネーブで開催される高級時計の発表・展示会のウォッチ・アンド・ワンダー(Watches and Wonders)で6つの新作を発表した。
- スイスの高級時計ブランド・ロレックスは5つの主力ラインで、新しい色、素材、ムーブメントを紹介した。
- なかでも「GMTマスターII」は、リューズを左側に配置するという驚くべきデザインになっている。
まず最初に、ロレックス(Rolex)が1958年以来、パイロットのために提供してきたクラシックなモデル「エアキング(Air-King)」を紹介しよう
Rolex
新しいエアキングの注目すべき点は、文字盤の「5」の前に「0」を加えることでバランスのいい見た目になったことと、新しいムーブメントのキャリバー3230(Calibre 3230)が搭載されただ
Rolex
「先代モデルとは違ってクラウンガードが装着され、GMTやサブマリーナ(Submariner)のようなスポーティな印象になっている」と、時計のオンラインマーケットプレイス、ボブズ・ウォッチ(Bob's Watches)のCEOポール・アルティエリ(Paul Altieri)は話す
Rolex
Source: Bob's Watches
次は伝統的なプレジデントブレスレット(President bracelet)のプラチナ製「デイデイト40(Day-Date 40)」だ。この時計はプラチナ950製で初めてフルーテッドベゼル(fluted bezel)を備えるモデルだ
Rolex
新しいアイスブルーの文字盤はこの時計がどのようなものなのかを世界に知らしめしているようだ
Rolex
プラチナ950の塊から製造されるこの防水ケースは、ロレックスの時計職人によって専用工具で密閉される
Rolex
続いてはカラフルな「デイトジャスト31(Datejust 31)」。この時計の文字盤には花の中心に24個のダイヤモンドが置かれている
Rolex
デイトジャスト31にはアズーロブルーとホワイトゴールド、オリーブグリーンとイエローゴールド、エバーローズゴールドとシルバーという3つの新モデルが用意される
Rolex
新デイトジャスト31のムーブメントには2018年から引き続き、キャリバー2236が採用されている
Rolex
ロレックスは、2022年の「ヨットマスター40(Yacht-Master 40)」は「オーロラと夜明けの輝きにインスパイアされた」と述べている
Rolex
回転するベゼルには、トラペーズ(台形)カットのピンクサファイア、ライトブルーサファイア、ダイヤモンド、パープルサファイア、ダークブルーサファイアが5つが8回繰り返す形で配置されている
Rolex
12時の位置には三角形のダイヤモンドが、ケースには46個のブリリアント・カットのダイヤモンドが配置されている
Rolex
「ヨットマスター42」は伝統的にホワイトゴールドだが、今回は18Kのイエローゴールドだ
Rolex
イエローゴールドがブラックの文字盤とラグジュアリーなコントラストを描いており、針先のマークには新たに蓄光材が採用され、これまで以上に鮮やかに輝いている
Rolex
マットブラックのセラミック製両方向回転ベゼルには目盛りと数字が浮き出していて、オイスターフレックス・ブレスレット(Oysterflex bracelet)が黒塗りの外観を仕上げている
Rolex
最後に、この斬新な「GMTマスターII(GMT-Master II)」は思わず二度見してしまうことだろう
Rolex
「左利きのためのGMTマスターIIなのだろうか。こうなるなんて誰も考えていなかった」とボブズ・ウォッチのアルティエリは言う
Rolex
ロレックスによると、リューズと日付表示の小窓を時計の左側に移動させることは、同社の独自規格「高精度クロノメーター(Superlative Chronometer)」の認定を維持するため、実際にさまざまな調整が必要とされたという
Rolex
「間違いなく、入手困難な一品になるだろう」とアルティエリは言う。「これなら両腕に時計を着けたくなりそうだ。私もひとつ欲しい!」
Rolex
(翻訳:大場真由子、編集:Toshihiko Inoue)