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SNS上で上げられた声が社会を動かし、ビジネスにおいても「ストーリーテリング」や「パーパス経営」といった言葉が大きな注目を集めている2022年。
「文章で人の心を動かす」スキルは今、どんな人にも必要とされています。
もちろん、SNSやブログ、オウンドメディアなどを通じて、書こうと思えば誰でもすぐに記事を書いて公開することはできます。しかし、人の心を揺さぶる文章を書く難しさを感じている人は多いのではないでしょうか。
インターネットがなかった時代、そうしたスキルは、主に新聞社や出版社などに勤める人が長年経験を積み重ねた上で獲得するものでした。
メディアを取り巻く環境は大きく変わりました。今、私たちだからこそ伝えられる「ウェブで読まれる文章」のノウハウがあるのではないだろうか ── 。
ビジネスインサイダージャパンが主催する「編集ライター・プロ養成講座」はそのような想いのもと、生まれました。
過去2回にわたり、主にメディア業界でキャリアを切り拓きたい人々へ向けて「読まれる記事を書くための技術」を学ぶ少人数制のスクールを開講。その中から実際に、何万人もの心を掴む記事が生まれてきました。
この夏、講座をパワーアップし、新たに編集者・ライターを発掘、養成する講座を開講します。
講師は、大手メディア(新聞社・出版社)の経験を経て、ビジネス・テック・キャリア分野で多くのヒット記事をつくってきたビジネスインサイダージャパンの記者・編集者が務めます。
全5回の講義とワークショップを通じて、あなたの伝えたいことが記事になるまでを徹底的にサポートします。執筆いただいた記事のうち、優秀作品はビジネスインサイダージャパンに掲載されます。
お申し込みはこちらから
■こんな人におすすめです
- 若手ライター、若手編集者
- メディア業界・出版業界志望者(就活生、転職希望者)
- 企業のPR、広報、マーケター
- 実際に記事を書く課題(3000字程度)を期日までに提出できる人
■受講コースと費用
- フル受講コース(ワークショップ、記事添削付き):全5回で5万円
- U30(30歳未満)フル受講コース(ワークショップ、記事添削付き):全5回で2万5000円
- オンライン視聴コース(ワークショップ、記事添削なし):全4回で1万5000円 ※このコースに割引は適用されません。
・BI Premium会員の方は20%オフ(BI Premiumについて、詳しくはこちら)
・応募者多数の場合は、ご応募いただいた内容をもとに選考させていただき、4月28日(木)までにご連絡いたします。また、今回ご応募いただいた方には、次回スクール(第4期)へのご案内を優先的にいたします。
・ワークショップおよび質疑応答はフル受講コースの方のみが対象です。ワークショップのご参加を強くお勧めいたします。
・価格は全て税込みです。
■日時
- 日程:2022年5月12日(木)、5月16日(月)、5月20日(金)、6月1日(水)、6月22日(水)
- 時間:それぞれ18時〜20時。6月1日(水)は18時〜19時を予定。
■応募期間
2022年4月15日(金)〜4月26日(火)23:59
■場所
株式会社メディアジーン(東京都渋谷区円山町23-2)
※講義は新型コロナ感染症対策をした上で行います。場合により、オンラインでの実施を併用することがあります。
■概要
第1回:プロフェッショナルとしての「書く技術」【講師:伊藤有(編集長)】
- これからの時代に必要とされる書き手のスキルとは?(授業内演習)
- ウェブメディアで実践すべき「企画〜記事公開」までのフロー解説
- 守りながら攻める。リスクコントロールの考え方
第2回:「刺さる」企画の立て方【講師:浜田敬子(前・統括編集長、現・ジャーナリスト)】
- 企画力をつける。企画の立て方のポイントを解説
- 実際に企画を立ててみよう(授業内演習)
- ヒットする企画、“惜しい”企画の境界線
第3回:取材のコツと方法【講師:西山里緒(記者・編集者)】
- 取材のコツ、取材に必要な材料、情報の集め方とは
- 「良いインタビュー」とは何か?
- 取材趣意書の書き方(授業内演習)
第4回:記事執筆ワークショップ(講義はありません。対面で記事の悩みにお応えします)※今期より新設された回です
- 記事構成の基礎について
- 小見出しの付け方
- 取材メモから文章を立ち上げていくには
第5回:「読まれる」記事の編集方法【講師:野田翔(BI Premium編集者)】
- 提出された作品を元にした、「編集して磨く」実践編(授業内演習)
- ツールを使ったデータの読み解き方を解説
- ヒット記事をデータから発想するには
■講師
伊藤有(編集長)
2000年代初頭から大手IT出版社の雑誌、およびPC/IT週刊誌で、ハードウェアからWebサービスまで、BtoCテクノロジー全般を主戦場に活動。媒体連動のWebメディアの立ち上げなど、形式を問わないメディア展開を手がける。編集長代理を務めた後、Business Insider Japan副編集長/テクノロジー統括、2020年1月から編集長。近年はAI/ディープラーニングの産業利用の現状と発展に興味持ち取材を続けている。
浜田敬子(前・統括編集長、現・ジャーナリスト)
1989年に朝日新聞社に入社。前橋支局、仙台支局、週刊朝日編集部を経て、99年からAERA編集部。記者として女性の生き方や働く職場の問題、また国際ニュースなどを中心に取材。米同時多発テロやイラク戦争などは現地にて取材をする。2004年からAERA副編集長。編集長代理を経て、AERA初の女性編集長に就任。編集長時代は、オンラインメディアとのコラボや、外部のプロデューサーによる「特別編集長号」など新機軸に次々挑戦した。2017年4月よりBusiness Insider Japan統括編集長に就任。2020年12月末に退任。「羽鳥慎一モーニングショー」「サンデーモーニング」などのコメンテーターや、ダイバーシティーや働き方改革についての講演なども行う。
野田翔(BI Premium 編集者)
Business Insider Japanの編集者。大学卒業後、メディアジーンに入社。ライフスタイルメディア「ROOMIE(ルーミー)」編集長を2年務め、メディア規模を10倍に成長させる。その後、ソニー・インタラクティブエンタテインメントでPlayStation公式メディアのディレクターを務めたのち、メディアジーンに戻りBusiness Insider Japan編集部に参画。
西山里緒(記者・編集者)
Business Insider Japanの記者・編集者。専門はスタートアップ、トレンド&カルチャー、エンタテインメント、テクノロジーなど。早稲田大学政治経済学部中退を経て、マーストリヒト大学(オランダ)卒業、欧州議会でのインターン、チームラボ広報を経て現職。Abema Primeの定期コメンテーター。
■過去実績
過去の講座では、以下の作品が優秀作品に選ばれ、Business Insider Japanに掲載されました(一部抜粋)。
- ゲイを暴露された一橋生の死から4年「事件を風化させない」行動する在学生や卒業生(筆者:一本麻衣)
- 日本発「五輪ピクトグラム」が世界に通用する理由。初代デザイナーが語る開発秘話(筆者:夏野久万)
- 男性育休取ろうとした44歳追い詰める「もうキャリアは諦めたんですか?」(筆者:松尾れい)
- ホリエモンも熱視線。「牛糞ロケット」は北海道・大樹町を“宇宙のまち”にするか(筆者:井上榛香)