Z世代の63%「9時5時オフィス勤務は自分に合わない」。会社に求めるのは交流の場【最新調査】

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FG Trade/Getty Images

「大退職(Great Resignation)」によって、職場の力学は雇用される側に有利に働いている。その変化の最前線にいるのがZ世代だ。

パンデミック中の労働体験について、ワシントン州立大学カーソン・ビジネス・カレッジ(Carson College of Business)がワシントン、オレゴン、アイダホの各州に住む150人のZ世代に調査を実施した

対象は、少なくとも1年の仕事経験を有する18~25歳の社会人。その結果、回答者の半数以上が、職場に9時から17時までいる従来のスタイルが自分にそぐわないと考えていることが判明した。

Z世代の63%が、フルタイムでの勤務を好ましく思わないと回答している。だが彼らは、同僚との交流やプロジェクトでの協力といった面で、フルリモート勤務が不都合となる可能性も認めている。また半数以上が、そうした環境のせいで自分の業種にあまり魅力を感じないと回答している。

「雇用する側は、最若年層の労働者が成長のために必要だと感じているリソースや経験を提供することと、ハイブリッドな働き方とのバランスを見つける必要が生じるでしょう」。カーソン・ビジネス・カレッジのチップ・ハンター(Chip Hunter)学長はInsiderの取材に対してそう語る。

オフィス経験がないことを不利と感じる若手も

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