無料のメールマガジンに登録

平日17時にBusiness Insider Japanのメルマガをお届け。利用規約を確認


アメリカの億万長者、年収4万5000ドルの人より低い税率だった…プロパブリカが最新データを発表

ビル・ゲイツとジェフ・ベゾス

地元のメディアによると、億万長者のビル・ゲイツは自身の66歳の誕生日を、同じく億万長者のジェフ・ベゾスと祝ったという。

Getty Images

  • プロパブリカの最新レポートで、アメリカの億万長者がの税額が明らかになった。
  • それによると、富裕層の上位25人の所得と給与に対する平均税率は16%だった。
  • マイケル・ブルームバーグやビル・ゲイツなどの億万長者の税率は、所得が4万5000ドルの人より低い。

多くのアメリカ人は確定申告を行ったばかりだ。彼らは収入から差し引かれた金額を確認し、さらに支払うべきものがないかどうかを考えたことだろう。

彼らは所得に対する割合で言えば、アメリカの富裕層よりも多くの金額を支払っていることになるかもしれない。これは、左翼系の調査機関「プロパブリカ(ProPublica)」が発表した最新のデータによるものだ。プロパブリカは2021年、アメリカ内国歳入庁(IRS)のデータを入手し、アメリカで最も所得の高い人々がさまざまな方法を使って税金を抑えていることを報じた

そしてプロパブリカは今回、2013年から2018年の間の、アメリカで最も裕福な上位400人の平均所得と税額の詳細に関する大規模なレポートを発表した

その結果、最も収入の多いアメリカ人が最も高い税率で税金を払っているわけではなく、200万ドルから500万ドルの収入の人は29%の所得税(income taxes)を払っている一方で、上位400人の税率は22%だったことが分かった。

これは、富裕層が所得の大部分を給与で得ていないためだ。彼らの富は、株や不動産などの所有する資産から来ている。プロパブリカが指摘しているように、彼らの所得は給与より税率がずっと低い資産の売却益によるものだ。

「根本的な問題は、富裕層の多くの所得に課税されていないことだ」と、Budget and Progressive Prioritiesのリベラル・ラーニングセンターで連邦税担当ディレクターを務めるチャック・マール(Chuck Marr)は以前、Insiderに語っていた

だが、税金に関するさらに大きな矛盾は給与税(payroll taxes)にある。富裕層は一般労働者より高い税率で所得税を払う一方、低所得層は給与からの控除のうち社会保障税とメディケア税の割合が大きい。しかも富裕層は所得のほとんどを給与から得ていないため、給与税の割合が彼らよりずっと小さい。

「給与税は低中所得の労働者に不平等な打撃を与えるため、所得税の累進性は帳消しにされてしまう」と、プロパブリカは報告書で述べている。

「賃金労働者は、高所得者より高い税率で支払うのが普通になっている」

  • Twitter
  • Facebook
  • LINE
  • LinkedIn
  • クリップボードにコピー
  • ×
  • …

Popular

あわせて読みたい

BUSINESS INSIDER JAPAN PRESS RELEASE - 取材の依頼などはこちらから送付して下さい

広告のお問い合わせ・媒体資料のお申し込み