イーロン・マスクがTwitter買収を提案…取締役会は「ポイズンピル」で対抗か

イーロン・マスク。

Patrick Pleul/picture alliance via Getty Images

Twitterの公式アカウントのプロフィール欄にも書いてある。

「何が起こっているんだ?!(What's happening?!)」

イーロン・マスクがTwitter買収を提案した2022年4月14日(現地時間)とこの2週間についても同じことが言えるだろう。

ニューヨーク・タイムズThe Informationは、同じく4月14日にTwitterの取締役会がこの申し出を受け入れないつもりであることを報じた。

この状況に詳しい人物がThe Informationに語ったところによると、マスクによる買収は取締役会にとっては望まれないものだという。

また、ニューヨーク・タイムズによると、Twitterの取締役会は買収を防ぐために「ポイズンピル」と呼ばれる方法を使うことを議論していると、状況を知る2人の人物が語ったという。そして、イーロン・マスクによる430億ドル(約5兆4000億円)の買収提案について検討するため、4月14日にTwitterの取締役会が開かれたことを付け加えた。

「ポイズンピル」は「Shareholder rights plan」としても知られる戦術で、より多くの株式を発行することで買収者の株式を希釈化し、他の現株主が割安な価格で買い増しできるようにして、敵対的買収が金銭的な痛みを伴うようにするものだ。

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