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メルセデスのコンセプトカー「ビジョンEQXX」、1回の充電で1000kmを走破

The Mercedes Vision EQXX.

メルセデス・ベンツ ビジョンEQXX。

Mercedes-Benz

  • メルセデス・ベンツの電気自動車のコンセプトカーが、1回の充電でヨーロッパを626マイル(約1007km)走破した。
  • その車「ビジョンEQXX」は、テスラ・モデルSやルーシッド・エアの航続距離を凌いでいる。
  • ほとんどの電気自動車は、フル充電の状態で200~300マイル(約321~482km)走行することができる。

メルセデス・ベンツ(Mercedes-Benz)の最新の電気自動車のコンセプトカーが、1回の充電で1007km(626マイル)を走行した。これは、航続距離や充電に対する不安から解放される未来を示すような偉業だ。

同社は「ビジョンEQXX(Vision EQXX)」が、現在販売されている一般的な電気自動車が1回の充電で走行できる距離、200〜300マイル(約321〜482km)の2倍以上を走行したと2022年4月14日に発表した

このテストでは、市場に出ている最も先進的で高価な電気自動車の記録さえも打ち負かした。テスラ(Tesla)の最長航続距離を記録している10万ドル(約1262万円)のモデルS(Model S)セダンは、アメリカ環境保護庁(Environmental Protection Agency:EPA)によって、最大航続距離405マイル(約651km)と評価されている。現在航続距離の記録を持つ17万ドル(約2145万円)のルーシッド・エア(Lucid Air)のEPAの評価距離は520マイル(約836km)だ。

The Mercedes Vision EQXX.Mercedes-Benz

メルセデス・ベンツ ビジョンEQXX。

Mercedes-Benz

ビジョンEQXXはドイツから旅をスタートさせ、スイス・アルプス、北イタリアを経由し、南フランスの海岸に向かった。しかも、メルセデスは12時間の旅を理想的な、あるいは均一なコンディションで行うことはせず、実際に人が体験しそうなさまざまな状況を想定して行っていた。

その旅には、時速87マイル(約140km/h)で走るアウトバーン、峠道、雨、そして華氏37~64度(摂氏2.7~17度)という環境下での走行も含まれていた。旅の終わりにビジョンEQXXにはまだ87マイル(約140km)の航続距離が残っており、それを考え合わせると700マイル(約1126km)を超える航続距離を記録したとも言える。

The Mercedes Vision EQXX.

メルセデス・ベンツ ビジョンEQXX。

Mercedes-Benz

メルセデス・ベンツは効率性を追求する実験車両として、2022年1月にビジョンEQXXを発表した。このドイツの自動車メーカーが目指したのは、空気抵抗を最小限に抑え、最大の航続距離を実現できる超軽量車の開発だ。626マイル(約1007km)の走行中、このコンセプトカーは7.1マイル(約11.4km)走行するごとに1kWhを消費していた。現在使われている電気自動車は2~4マイル(約3.2~6.4km)の走行で1kWhを消費するのが一般的だ。

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