地球を守り、高給がもらえる…｢グリーン｣で年収も高い仕事：トップ21［2022年版］

• 4月22日はアースデイだ。アメリカには環境保全に関連した｢グリーン｣な職業も多い。
• 風力発電機の技術者など、グリーンな職業の中には需要が高くなると予測されているものもある。
• ここでは、雇用増加率が高く、急成長しているグリーンな仕事で、年収が全体の中央値よりも高い21の仕事を紹介する。

21位. 電気工事士：2020‐2030年の雇用増加率9.1％（推計値）

分野：環境建築

年収：6万40ドル（約770万円）

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アメリカで急成長中の仕事トップ8［2022年版］

20位. 化学エンジニア：2020‐2030年の雇用増加率9.3％（推計値）

分野：研究、設計、コンサルティングサービス

年収：10万5550ドル（約1360万円）

19位. ゼネラル・オペレーションマネージャー：2020‐2030年の雇用増加率9.4％（推計値）

分野：農業・林業、エネルギー効率化

年収：9万7970ドル（約1260万円）

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アメリカにおける｢最高の仕事｣ベスト50［2021年版］…給与が高く、満足度も高い仕事ランキング

18位. 仲裁・調停・和解関連業：2020‐2030年の雇用増加率9.7％（推計値）

分野：行政・規制当局（調査・設計・コンサルティング業務）

年収：4万9410ドル（約600万円）

17位. 貨物輸送業：2020‐2030年の雇用増加率9.9％（推計値）

分野：輸送

年収：4万6910ドル（約600万円）

15位. （同順位）土壌・植物科学者：2020‐2030年の雇用増加率10.0％（推計値）

分野：環境保護

年収：6万6750ドル（約860万円）

15位. （同順位）マーケティングマネージャー：2020‐2030年の雇用増加率10.0％（推計値）

分野：調査・設計・コンサルティング業務

年収：13万5030ドル（約1740万円）

14位. 機械設置技師：2020‐2030年の雇用増加率10.3％（推計値）

分野：製造業

年収：6万330ドル（約780万円）

13位. 環境科学・保護技術者（保健衛生を含む）：2020‐2030年の雇用増加率10.6％（推計値）

分野：環境保護

年収：4万7370ドル（約610万円）

12位. 研修・開発専門家：2020‐2030年の雇用増加率10.8％（推計値）

分野：エネルギー効率化、環境建築、調査・設計・コンサルティング業務

年収：6万1570ドル（約790万円）

11位. 広報スペシャリスト：2020‐2030年の雇用増加率11.4％（推計値）

分野：環境保護、調査・設計・コンサルティング業務

年収：6万2800ドル（約810万円）

10位. 建築マネージャー：2020‐2030年の雇用増加率11.5％（推計値）

分野：環境保護、環境建築

年収：9万8890ドル（約1270万円）

9位. 経済学者：2020‐2030年の雇用増加率13.1％（推計値）

分野：環境保護

年収：10万5630ドル（約1360万円）

8位. 工業エンジニア：2020‐2030年の雇用増加率13.7％（推計値）

分野：研究・設計、コンサルティング業務

年収：9万5300ドル（約1230万円）

7位. 路線バスおよび長距離運航バスの運転手：2020‐2030年の雇用増加率21.0％（推計値）

分野：交通機関

年収：4万8620ドル（約630万円）

6位. 産業機械整備士：2020‐2030年の雇用増加率21.3％（推計値）

分野：製造業

年収：5万9840ドル（約770万円）

5位. ソフトウェア開発者：2020‐2030年の雇用増加率22.2％（推計値）

分野：研究・設計・コンサルティング業務

年収：12万730ドル（約1560万円）

4位. サービスユニット・オペレーター：2020‐2030年の雇用増加率22.9％（推計値）

分野：再生可能エネルギー発電

年収：4万8410ドル（約620万円）

3位. 物流業務：2020‐2030年の雇用増加率29.5％（推計値）

分野：製造業、研究・設計・コンサルティング業務、運輸業※

年収：7万730ドル（約910万円）

※グリーンエコノミーでの運輸業は、物流エンジニア、物流アナリストを対象とする。

2位. 太陽光発電設備の設置技師：2020‐2030年の雇用増加率52.1％（推計値）

分野：再生可能エネルギー発電

年収：4万7670ドル（約610万円）

1位. 風力発電設備の技術者：2020‐2030年の雇用増加率68.2％（推計値）

分野：再生可能エネルギー発電

年収：5万6260ドル（約730万円）

調査手法およびデータソース

地球を救うことと稼げる仕事に就くことは、両立できないわけではない。

実際、アメリカ労働統計局（BLS）の予測では、風力発電設備の技術者は｢平均以上の循環的な回復がある職業（構造的な成長を反映しない）｣を除くとアメリカで最も急速に成長している職業で、2020年から2030年の間に雇用が68.2%増加すると推計されている。2位は太陽光発電設備の設置技師で、雇用増加率は52.1%と推計されている。

COVID-19のパンデミックが2020年から2030年の雇用情勢の予測に与えた影響については、BLSのニュースリリースに詳細が記載されている。

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これらの｢グリーン｣な仕事は、高額の収入が得られることもある。例えば、2021年5月における年収中央値のデータによると、建築マネージャーは9万8890ドル（約1270万円）となっている。年収が高く、急成長している21のグリーンな仕事のランキング作成に当たって、就職情報サイト（O*NET）でグリーンな仕事とみなされる職業について、BLSの雇用予測を調べた。その際、2021年5月にBLSが発表した全米の年収中央値4万5760ドル（約590万円）を上回る職業のみを対象とした。

また、BLSの｢職業雇用および賃金統計（OEWS）｣と、O*NETのグリーンエコノミー分野の職業リストに基づき、各職業の年収も併記した。

［原文：21 high-paying careers for people who want to save the planet — and also have job security］

（翻訳：仲田文子、編集：Toshihiko Inoue）