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フェイスブック株主「メタバース事業の是非」第三者調査を要求、規制当局も承認。社外取締役2人の解任も

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メタ・プラットフォームズのマーク・ザッカーバーグ最高経営責任者(CEO)。2020年11月の米上院司法委員会でオンライン証言した際のもの。

REUTERS/Hannah McKay/Pool

米メタ・プラットフォームズ(旧フェイスブック)株を保有する投資家およびアドバイザーから成るグループが、年次株主総会(5月25日開催予定)を前に、取締役会メンバーの入れ替えを要求する声を強めている。

ノルウェーのストアブランド・アセット・マネジメント、米マーシー・インベストメント、米アルジュナ・キャピタル、米イリノイ州財務官、米ノースウェスト・コーリション・フォー・レスポンシブル・インベストメント、カナダの非営利組織シェアホルダー・アソシエーション・フォー・リサーチ・アンド・エデュケーション(SHARE)らがグループに名を連ねる。

同グループは、マーク・アンドリーセンとペギー・アルフォードの2人が独立社外取締役に留任することは株主利益と矛盾あるいは相反すると主張している。

米証券取引委員会(SEC)の開示資料によれば、同グループはメタの取締役会に直接の対話を求める書簡を送付したものの、無視されたという。

「同社が現在直面しているリスクと課題を考えれば、メタ・プラットフォームズの取締役会に対し、取締役会の完全な独立性を担保できていないこと、および株主の権利を強化して企業の長期的価値(LTV)を保護するためのガバナンス改革を行っていないことの責任を問うのは、株主にとってきわめて重要なことです」

こうした株主提案は上場企業の場合、あえなく退けられることが多い。

しかし、本件の投資家グループは上記とは別の株主提案も行っており、そちらはメタ側の反対にもかかわらず採決に持ち込むことに成功した。

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