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王室カメラマンが選んだ、エリザベス女王のとっておきの写真5枚

2021年、「トゥルーピング・ザ・カラー(陸軍の連隊による式典)」で、エリザベス女王の前をパレードする兵士たち。

2021年、「トゥルーピング・ザ・カラー(陸軍の連隊による式典)」で、エリザベス女王の前をパレードする兵士たち。

Chris Jackson/Getty Images

  • Getty Imagesの王室カメラマン、クリス・ジャクソンは、彼自身が気に入っているエリザベス女王の写真を公開した。
  • 女王の愛馬がロイヤルアスコットのレースで優勝した瞬間や、「トゥルーピング・ザ・カラー」での完璧なタイミングを捉えた写真などだ。
  • エリザベス2世は2022年4月21日で96歳になった。

この写真はスタジオで撮影したように見えるが、2012年にエリザベス女王がリスター病院を訪れた際に、王室カメラマンのクリス・ジャクソンが撮影したものだ

2012年、リスター病院の新しい産科病棟を訪れたエリザベス女王。

2012年、リスター病院の新しい産科病棟を訪れたエリザベス女王。

Chris Jackson/Getty Images

「女王を撮影するときに覚えておかなければならないのは、彼女は信じられないほど象徴的な人物であり、世界中の人に知られ、非常に尊敬されているということだ」と、クリス・ジャクソン(Chris Jackson)はInsiderに語っている。

「光がベストな状態で降り注いだり、少し意外な表情が撮れたりすると、アーカイブに残り続ける写真になる」

ジャクソンは2012年6月、イギリス、スティーブニッジにあるリスター病院の産科病棟のオープニングに訪れたエリザベス女王に柔らかな光が当たり、その背景もすっきりとしていたことに気が付いたという。

「集まってきた看護師や医師を、女王が見上げていた。そして、普段とは少し違う表情に思えた。思わず微笑んでしまうような表情だった」


2013年のロイヤルアスコットでトロフィーを手にするエリザベス女王を捉えた写真について、「ありきたりな表現かもしれないが、女王は馬と一緒にいると本当にうれしそうなんだ」とジャクソンは言う

2013年、ロイヤルアスコットのメインレースである「ゴールドカップ」で、愛馬エスティメイトが優勝し、トロフィーを手にするエリザベス女王。女性が華やかに着飾るロイヤルアスコットの3日目「レディースデー」に撮影された。

2013年、王室主催の競馬、ロイヤルアスコットのメインレース「ゴールドカップ」で、愛馬エスティメイトが優勝し、トロフィーを手にするエリザベス女王。女性が華やかに着飾るロイヤルアスコットの3日目「レディースデー」に撮影された。

Chris Jackson/Getty Images

2013年のロイヤルアスコット(イギリス王室が主催する競馬レース)で、愛馬エスティメイトが勝利し、エリザベス女王は202年ぶりにこの権威あるイベントのメインレース「ゴールドカップ」を制した君主となった。

「このレースで優勝することは、女王がずっと抱いてきた大きな夢だった」とジャクソンは言う。

「女王はすばらしく熱心な馬のブリーダーだ。4歳のときにペギーという馬をもらって以来、馬を飼うことは彼女の人生の重要な部分を占めている。トロフィーを渡されたとき、本当に誇らしげで楽しそうな女王の表情を見ることができ、とてもすてきな瞬間だった。彼女の顔は輝き、トロフィーの金色が反射しているようだった」


ジャクソンは2014年、第一次世界大戦で犠牲となった兵士を追悼するエリザベス女王の胸を打つ姿を捉えた

2014年、ロンドン塔で展示された「Blood Swept Lands and Seas of Red」というインスタレーション作品を鑑賞するエリザベス女王。

2014年、ロンドン塔で展示された「Blood Swept Lands and Seas of Red」というインスタレーション作品を鑑賞するエリザベス女王。

Chris Jackson/Getty Images

ロンドン塔で展示された「Blood Swept Lands and Seas of Red(流れる血に覆われた陸地と赤い海)」と題されたインスタレーション作品では、磁器の花ひとつひとつが戦没兵を表している。

「究極の犠牲を払った人々を思い出し、振り返ることは、彼女の重要な任務であり、戦没者追悼記念日(Remembrance Sunday)は王室のスケジュールの中でも極めて重要な日だ」とジャクソンは言う。

「しかし、その日が女王にとっていかに重要であるかを視覚的に捉えられたのは、本当に特別なことだった」


2019年、彼はエリザベス女王がチャールズ皇太子、ウィリアム王子、そして退役軍人のためのクリスマスプディングの材料を混ぜる作業を任されたジョージ王子とともにひとときを過ごす姿を撮った

ウィリアム王子、チャールズ皇太子、エリザベス女王が見守る中、ジョージ王子が元軍人のためのクリスマスプディングを混ぜている。

ウィリアム王子、チャールズ皇太子、エリザベス女王が見守る中、ジョージ王子が元軍人のためのクリスマスプディングを混ぜている。

Chris Jackson/Getty Images

「ジョージ王子は、確かにそのクリスマスプディングを混ぜていた」とジャクソンは言う。

「そして皆、明らかにリラックスしていた。しかし同時に、この写真には、王位継承者と女王がそろって写っているという歴史的な意味合いもある。4人が揃ってリラックスしている姿を撮影できたのは、とても貴重な瞬間だった」


2021年の「トゥルーピング・ザ・カラー(陸軍の連隊による式典)」で、ジャクソンは完璧なタイミングでエリザベス女王の姿を捉えた

2021年のトゥルーピング・ザ・カラーで、エリザベス女王の前をパレードする兵士たち。

2021年のトゥルーピング・ザ・カラーで、エリザベス女王の前をパレードする兵士たち。

Chris Jackson/Getty Images

「この写真で気に入っているのは、ちょっと変わった写真にするために、女王の前をパレードする兵士を少し遅いシャッタースピードで撮影するという工夫をしたところだ」とジャクソンは言う。

「私にとって、ちょっと変わったことをする、ちょっと変わったものを作るというチャンスは非常に珍しい。というのも、多くの場合、特定の、期待されているイメージを撮影しなければならないというプレッシャーがあるからだ。だからこの作品を気に入っている。この写真はクリエイティブで、動きにちょっとしたエネルギーも感じられる」

ジャクソンは、王室を撮影した写真集『Elizabeth II: A Queen for Our Time』『Modern Monarchy』を出版している。


[原文:The royal family's photographer reveals his 5 favorite photos of Queen Elizabeth

(翻訳:仲田文子、編集:Toshihiko Inoue)


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