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危険性は高まっているのに… アメリカでは山火事、洪水、干ばつのリスクが高い地域に人が移り住み続けている

引っ越し

Octavio Jones/Reuters

2021年12月下旬、アメリカのコロラド州は冬の真っただ中にもかかわらず、「マーシャル火災」がボルダー近郊で猛威を振るった。強風の影響もあり、1000軒以上の住宅が燃え、史上最悪の被害を出した。

近隣都市フォート・コリンズのジェニ・アーント(Jeni Arndt)市長が、同市の人口増加がやっと落ち着いてきてホッとしていると話したのはそのことがあったからだ。山火事と干ばつはひどくなるばかりだ。

「コロラド州では(人口が)まだまだ増加していますが、わたしの子どもたちはいずれも、煙のせいでここには住みたくないと言っています」とアーント市長は4月中旬、全国都市連盟(National League of Cities:NLC)が主催した記者会見で語った。NLCはアメリカの2400以上の都市を代表する非営利組織だ。

ただ、NLCが公表した最新の報告書によると、アメリカ人は気候変動関連の災害リスクが高い地域に移り住むのを止めてはいないという。

報告書によると、もともと住んでいた場所で家が高過ぎて買えず、危険な地域に引っ越す人たちもいれば、より広い空間、静かな環境、より温暖な気候を求めてリスクの高い地域に引っ越す人たちもいるという。いずれにせよ、こうしたトレンドは異常気象災害に直面すると同時に、温暖化が進むにつれ避難や移住を強いられるアメリカ人が増えていることを意味する。

山火事

カリフォルニア州では大規模な山火事「ディキシー・ファイア」が猛威を振るった(2021年8月5日、カリフォルニア州グリーンビル)。

Fred Greaves/Reuters

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