文具・家具メーカーのコクヨが生産・販売する「キャンパスノート」。デザインや技術の改良を重ね続け、現在は5代目を数えます。
コクヨの担当者によると、シリーズ累計販売数は約34億冊(2021年12月末時点)。直近では年間約1億冊を販売。およそ1秒間に3冊売れている計算になります。
キャンパスノートはシンプルな造りだからこそ、随所にこだわりが詰まっています。
コクヨを創業した黒田善太郎(1879〜1966)は、ものづくりの心構えとして「売れる原因が一つや二つであれば、すぐ追い抜かれる。何が原因か分からないが“何となくいい”と言われる商品を作らねばならない」という格言を残しているほどです。
一体、キャンパスノートはどうやって作られているのか。どのようなこだわり、理念をもって生産しているのでしょうか。
この度、Business Insider Japanではキャンパスノート製造の中枢「コクヨ工業滋賀」の工場を取材。 併せてキャンパスノートに込める想いを、コクヨグループの一つ「コクヨ工業滋賀」社長の三宅一成さんに聞きました。
【記事】“年間販売1億冊”コクヨの「キャンパスノート」ができるまで。技術者のこだわりに迫る
【動画1】「この1冊に自分を込めて……」コクヨ工業滋賀・三宅社長へのインタビュー
【動画2】キャンパスノート工場見学レポートはこちら