私は59歳の経理で年収は650万円。再就職で年収が350万円もダウンしてしまった

Salary  Journeys

連載「Salary Journeys」では、さまざまな職種のビジネスパーソンの年収と職務内容の変遷を紹介する。

Alyssa Powell/Insider

私はアメリカ東海岸在住の59歳女性。2021年8月から失業中だったが、もうすぐ年収5万ドル(約650万円、1ドル=130円換算)の経理の仕事を始める予定だ。

20年以上勤め続けた経理の仕事を失職した時、それまでと同水準の給料がもらえる仕事を必死で探した。

求職中は本当に大変だった。「大退職時代」の真っただ中で、誰も欲しがらない仕事のスクラップをかき分けているような気分だった。給料はよくても行きたくない職場——つまりリモートワーク不可、という具合に。年齢的なこともあり、一部の会社からは「考えが古くて変化についていけないだろう」と思われているようだった。

いよいよ失業手当の給付期限が迫り、退職金も底を突きかけているのに請求書の支払いはしなければならないという状態になった。そんなとき幸運にも、ハイブリッド勤務ができる仕事を見つけて再就職することができた。

以降では、過去40年にわたる私の年収と職務内容の変遷を明かしたい。

編集部注:現在または直近の仕事についての書類をもとに、本人の収入と身元を確認済み。

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