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転職6回で年収2460万円アップ…お金とビジネスのプロが明かす「面接時の給与交渉を成功に導く」7つのルール

給与交渉

給与交渉のノウハウを身に付けて、正当な評価を得よう。

shutterstock/beeboys

給与とは、会社があなたにどれほどの価値を見出しているか。そのため、優れた仕事をしているのなら、もっともらいたいと考えるのは正しいことだ。

給与を増やすには2つの方法がある。「今の職場で昇給を求める」もしくは「新しい職場で交渉をする」だ。

面接時の給与交渉を得意とするマンディ・ウッドラフ・サントスはCNBCの情報サイト『Make it』に次のように書いている。

「私は2010年に22歳で最初のフルタイムの仕事に就きました。それ以来、6回仕事を変えて、転職するたびに平均して39パーセント、合計で年収を19万4000ドル(約2460万円)増やしました」

3万1200ドル(約395万円)だった基本給が10年で22万5000ドル(約2850万円)に上がったのだ。そこにボーナスも加えれば、同じ期間でさらに16万ドル(約2030万円)稼いだことになる。

現在、ファイナンスおよびジョブコーチとして活動するウッドラフ・サントスは給与交渉を成功に導く秘訣として、次の7点を指摘している。

1. 給与を増やすためだけに転職をしないこと

給与の増加はほかの会社へ転職する魅力的な理由にはなるが、自分が本当にしたいことは何か、どのスキルを伸ばせば長期的なキャリアに有利なのかという点も、給与額と同じぐらい重要である。

2. 希望額を明かさない

面接時、採用担当者は必ず今の給料や希望額を尋ねてくるだろう。これにすぐに答えてはいけない

ウッドラフ・サントスによると、希望額は役割やチームについてもっとよく知るまで答えないほうがいいそうだ。そのため、希望額を尋ねられたら次のように伝えるといいと言う。

「報酬について話す前に、役割や求められている仕事についてもっと詳しく知りたいです。報酬については、私がチームと話をして、自分がフィットするかどうかを判断してからにしていただけませんか?」

採用担当者から今の給料を尋ねられたときも、こう答えるのがいい。

「今の時点で、それについてはお話ししたくありません。できれば私自身のスキル、チームと会社への貢献をもとに、報酬について総合的にお話ができれば幸いです。予算が決まっているのであれば、教えていただけませんか?

3. ストレスの少ない環境で交渉の練習をする

給与交渉はそれ自体がストレスだ。そしてストレスが対立を引き起こしかねない。だから、失うものが少ない環境でできるだけたくさん練習しておこう。

例えばレストランで注文と違う料理が出てきたとき、それを突き返すのも、あるいは値引きを迫るのも単純だが練習機会になる。

職場でもこのルールを適用する。以前より多くの責任を背負わされていると思ったら、それを理由に昇給を求めよう。

4. 最初の提示額にすぐに応じない

オファーを受けても、すぐに応じないこと

自分のポジションを利用して交渉を行えば、望むものを手に入れることができる。

「最初のオファーを受け取ったら、お礼を返して、オファーを確認してから24時間以内に返答しますと伝えましょう。そのうえで、より高い額を交渉するための電話会議の日取りを提案します」

そしてこう付け加えた。

「最後に、自分の要望を検討する時間を取っていただいて本当にありがたいと、丁寧に感謝の言葉を伝えましょう」

5. 交渉は電話で、メールはダメ

できる限り面と向かって直接交渉する。できないなら、メールよりも電話のほうがいい。

「対面や電話で話す態度が、あなたは難しい会話をこなす能力があり、自分の望みを主張することを恐れない人物であることを証明します」

彼女自身、ある職場の契約金が電話交渉で2倍になったそうだ。その電話は次のように始まった。

「オファーありがとうございます。本当にうれしく思います。ですが残念ながら、提案された報酬は私のオファーする内容が完全には反映されていないように感じます。私のスキルと求められている責任を考えれば、Xぐらいの額が妥当だと思うのですが」

6. トータルで考える

給与交渉はいつもテンプレートどおりに進むわけではない。

電話によるある交渉で、ウッドラフ・サントスは基本給の増額を要求した。すると採用担当者は上司と相談してから返答すると渋々約束した。

後に返答があって、相手は基本給を増やすことはできないが、契約金を通じてウッドラフ・サントスの期待に応えることができると説明した。

「総報酬には基本給以外にもさまざまな要素が含まれます。契約金、年次ボーナス、福利厚生など、あらゆることを交渉できます」

7. 最終オファーをもらったら信頼できる人に相談する

最終的に「イエス」と言う前に、身近な人にアドバイスを求めよう。

「私は新しいジョブオファーを得るたびに、最低2人の信頼できる人にアドバイスを求めました。どれぐらいの額を目指すべきか、どんな特典や福利厚生を求めるべきか、最終的な提示額は妥当かどうか、などを尋ねました」

ネットワークも採用プロセスの役に立つ。業界で経験豊富な人にサポートやアドバイスを求めよう。

[原文:A job coach who raised her salary by $194,000 revealed the 7 rules she followed

(翻訳・長谷川圭、編集・小倉宏弥

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