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銃乱射事件に使われたAR-15タイプのライフル、アメリカで2000万丁も流通…攻撃用銃器規制法の失効で急増

銃乱射事件に使われたAR-15は200万丁流通

スイスの調査機関スモール・アームズ・サーベイによると、アメリカ国民には3億9300万丁の銃を所有している。

Brandon Bell/Getty Images

  • 全米射撃スポーツ財団(NSSF)によると、アメリカには銃乱射事件で使われたAR-15と同じ型式のライフルが2000万丁も出回っている。
  • アメリカの一般市民が所有する銃の総数は3億9300万丁で、アメリカの人口(約3億3000万人)を上回っている。
  • テキサス州ユバルディの小学校で起きた銃乱射事件後、銃規制に関する議論が再燃している。

アメリカには「AR-15」、もしくは同形式のライフル銃が1980万丁近く流通しており、2004年に攻撃用兵器を規制する法律が失効した後、約850万丁から急増している。

この最新の銃の数は、全米射撃スポーツ財団(NSSF)の2020年11月の発表によるものだ。同財団の理事長兼CEOのジョセフ・バルトッツィ(Joseph Bartozzi)は、AR-15を「アメリカで販売されたライフルの中で一番人気があり」、「おなじみの銃だ」と表現した。

先日、テキサス州ユヴァルディの小学校で児童19人と2人の大人が死亡した銃乱射事件が起きてから、銃の所有やAR-15タイプの武器の販売に関する議論が激化している。

犯人は襲撃時にAR-15を所持しており、この半自動式ライフル銃は、10人が死亡したバッファローでの銃乱射事件や、2人を死亡させて1人を負傷させながら2021年11月に無罪評決を言い渡されたカイル・リッテンハウス(Kyle Rittenhouse)の事件でも使われた。

統計によると、アメリカ国民が所有するAR-15タイプのライフルは、過去20年間で劇的に増加した。

AP通信によると、殺傷能力の高い攻撃用銃器を禁止するアサルト・ウェポン規制法(AWB)が有効だった1994年以前は、アメリカに出回っていたAR-15型ライフルはおよそ850万丁だった。当時のビル・クリントン大統領が署名したこの法律は、施行後に製造されたものだけが対象になっている。

AP通信によると、AR-15型のライフルは法律が適用されないように改造できたため、禁止されていた10年の間も、合法に使用され、出回る銃の数は変わらなかった。

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