Patrick Pleul/AP
- イーロン・マスクがテスラの全従業員に対して、会社に戻るか辞職するかを迫った。
- その後、10%の雇用を削減したいと発表した後、彼はそれでも人員は増加するだろうと述べた。
- マスクが全従業員に送ったメールを紹介しよう。
イーロン・マスク(Elon Musk)がテスラ(Tesla)の幹部社員に最後通牒を出し、オフィスに来てテレワークを止めるのか、あるいは仕事を辞めるのかを迫ったと報道された。
世界一の富豪は、Twitterで報道に反応した。あるTwitterユーザーが対面式の仕事を「時代遅れ」と考える人たちにどう対応するのかと尋ねたときのことだ。彼はそのような従業員は「どこかで働いているふりをすればいい」と述べたという。
また、2022年6月3日にマスクは、経済について「とても悪い予感」がするので、全世界での採用を一時停止して同社の従業員の10%を削減する必要があると幹部にメールを送った。しかし、彼は6月4日に、それでも人員は増えるだろうとツイートしている。
マスクがテスラの従業員に会社に戻るのか、辞職するのかと迫ったメールは以下のようなものだった。
From: イーロン・マスク
Subject: 明確にするために
テスラの社員は、1週間に最低40時間はオフィスで過ごすことが義務付けられている。しかも、そのオフィスは、遠隔地の疑似オフィスではなく、実際の同僚がいる場所でなければならない。出社しない場合は、退職したとみなす。
職位が上がれば上がるほど、その存在は目に見えるものでなければならない。だから、私は工場に住み込んで、現場の人たちと一緒になって働いている姿を見せた。そうしなければ、テスラはとっくに倒産していただろう。
もちろん、それが必要ない会社もあるが、彼らが最後に素晴らしい新製品を出荷したのはいつだろうか? しばらくないと思う。
テスラは、地球上のどの企業よりもエキサイティングで意義深い製品を生み出してきたし、これからもそうだろう。これは、電話では実現しない。
Thanks,
イーロン
(翻訳、編集:Toshihiko Inoue)