Taco Bell
- タコベルが、同社初となる4レーン、2階建てのドライブスルーをミネソタ州にオープンする。
- 同社は2021年に、この巨大店舗の計画を明らかにしていた。
- 非接触型の受け渡しシステムで、「重力に逆らい」2階の厨房から地上のドライバーにフードが届けられる。
タコベル(Taco Bell)が2021年夏に発表した4レーン、2階建てドライブスルーが、ついにオープンする
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出典:Insider
タコベル・デファイ(Taco Bell Defy)は、ドライブスルーおよびモバイル・オーダー利用客、配達ドライバーへの商品受け渡しのために設計されたもので、わずか2分弱でドライバーへ商品を渡す。これは業界最速だ
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指定された駐車スペースに車を止め、タコベルのアプリからモバイル・オーダーできる
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モバイル・オーダー利用客はその後、専用の受け取りレーンで商品を受け取る
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QRコードでモバイル・オーダー画面にチェックインできる
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レーンの1つは、ウーバーイーツ(UberEats)やドアダッシュ(DoorDash)といった配達アプリ経由のオーダーを受け取るドライバー専用だ
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最後のレーンには、従来通りのスタンダードなメニュー・ボードがあり、顧客はその場でフードを選んで注文し、その場で支払いをすることができる
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4レーンは標準的な店のものより多いが、レーンを増やすのが、タコベルやマクドナルド(McDonald's)などのファストフード業界のトレンドになっている
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従来通りスピーカーに向かって注文する顧客は、店舗2階にいる従業員と、音声と画面を通じて話すことになる
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従業員はドライブスルーの上にある厨房で仕事をしている
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この独特なデザインのおかげで、店舗面積を最小限にすることができている
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フードは、リフトで顧客のもとへ降りてくる
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この非接触型の受け渡しシステムは「ファストフードの未来」になるだろうと、フランチャイズでこの店舗を運営しているボーダー・フーズ(Border Foods)のCEO、 リー・エングラー(Lee Engler)は述べている
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リフトは独自のものだが、タコベルが成功すれば、将来的には模倣品が登場する可能性もあるだろう
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同社は2021年に行った報道発表で、このフード・サービス・システムは重力に逆らっているとし、「デファイ(Defy)」という名にしたと述べた
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ファストフード利用客にとっては新しいが、どことなく銀行のシステムにも似ている。買い方のマニュアルもある
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ドライブスルーの情報に注目が集まりがちだが、店内で注文することも可能だ
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ファストフードでは近年、無人注文機が普及しており、こちらにも導入される予定
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フランチャイズオーナーのボーダー・フーズ(Border Foods)によると、既存の他の店舗への導入も検討中だという
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タコベル・デファイは6月7日にミネソタ州のブルックリン・パークにオープンした
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(翻訳:Ito Yasuko、編集:Toshihiko Inoue)