無料のメールマガジンに登録

平日17時にBusiness Insider Japanのメルマガをお届け。利用規約を確認


人生の後半戦からでも間に合う…「老後資金」をスーパーチャージできる6つの秘訣

5f7b7a27282c500018c78b17-3

本記事著者のヨバン・ジェイソン

  • 「老後資金」形成は早期にはじめるに越したことはない。しかし、誰もそれを実行できるとは限らない。
  • 人生の後半戦からでも「老後資金」形成は間に合う。しっかりとマネープランを見直せば、かなりの金額を節約することができるはずだ。
  • 例えば、税制優遇口座を利用し、高利の債務をなくすことなどで、大きな進歩を遂げることができる。

定年退職後の生活のためには、早くから貯蓄を始めたほうが有利なことは間違いない。利子が利子を生む状態、いわゆる「複利」は雪だるま式に貯蓄を増やし、退職後の生活を大いに豊かにする。

しかし一方で、多くの人にとってはキャリアの早い段階から退職後に備えて貯金をするという選択は現実的でないのも事実だ。

家を買う、子どもの将来のために貯金する、あるいは旅行や借金返済など、キャリアの初期には貯蓄以外にもやりたいこと、やらなければならないことがたくさんある。さまざまな短期目標に金銭を費やしながら、さらに定年後に備えるのは至難の業だ。

だが、若いうちに貯蓄をはじめられなかったからといって諦める必要はない――少し年を重ねてからはじめても手遅れではないのだ。

ファイナンシャルプランナーである私(ヨバン・ジョンソン)が、人生の後半戦から老後資金を貯蓄する際の秘訣を6つ伝授しよう。

1. 緊急用の貯蓄をする

何よりもまず優先すべきは、緊急時用の貯蓄を十分に確保することだ。その額はさまざまなリスク要因によって左右されるが、3カ月から12カ月分の生活費をまかなうことができればいいだろう。

緊急時にすぐに切り崩せるように高利回りの預金口座またはマネー・マーケット・アカウント(MMA:米国における高金利の普通預金口座)に貯蓄できれば理想的だ。そのようないつでも使える資金があれば、緊急時に退職後のための貯蓄からあてがわなくても済むだろう。

2. 雇用者の年金制度を最大限に活用する

ほとんどの人にとって、401kなどの企業型確定拠出年金が、もっとも手軽に退職後用の貯蓄をはじめる方法だろう。

ここで大切なのは、会社のマッチング拠出制度(会社が拠出する掛金に加えて、加入者本人が掛金を上乗せして拠出できる制度)をうまく利用することだ。マッチング拠出があなた自身による掛金にリターンを保証する。

企業型確定拠出年金に限度額を拠出することで、節税をしながら同時に退職金を大いに増やすことができるだろう。

3. 金利の高い借金を返済する

ほとんどの場合で、高金利の借金を返済することが、ほかのどの手段よりも高いリターンをもたらす。2021年時点で米国のクレジットカードの平均金利はおよそ16%で、過去の株式市場の平均収益率の7%をはるかに超える。

つまり、株式市場に100ドルを投資しても7ドルしか稼げない一方で、カードローンに100ドルを返済すれば16ドルを節約できるのである。

4. ライフスタイルのインフレに注意する

収入が増えても、ライフスタイルまで肥大化してしまわないように気をつけよう。貯蓄、借金返済、請求書の支払い、自由に使える現金など、収入のすべてを自動的に振り分ける仕組みをつくるのがいい

その際、退職後用の貯蓄を優先すること。給与小切手や給与の振り込み口座から定額が自動的に貯蓄口座に振り込まれるようにしておけば、何か特定の対象に予定外の支出をする誘惑に逆らいやすくなる。

貯蓄を自動化した人の多くは、ふだんは貯金のことをまったく考えないのに、あとで困ることもない。

5. 収入源を増やす

退職まで複利を有効に活用できるほどの時間が残されていないなら、より積極的に貯金をすることが重要になる。

その場合、副業などを通じて別の収入を得る方法を検討しよう。そのような副収入は、会社の年金制度を最大限に活用するためにも、あるいは株式投資や投資信託への投資にも使うことができる

6. 少し攻撃的に投資する

退職後の目標を達成するには、必要なリターンを確保するためにある程度のリスクを負うことが必要になる場合もあるだろう。

今30代から40代の前半なら、定年退職まで貯蓄と投資をする時間は十分にある。その気さえあれば、少し攻撃的な投資をする余裕もあるだろう。

貯蓄を始めるのが遅かった人ほど、株式市場に投資して追加の儲けを得たいと願うものだ。その際、物事をシンプルに保つために、ドルコスト平均法で市場に投資することを検討しよう

大学を卒業したばかりの人も、40歳の誕生日を目前にした人も、夢の定年生活のために貯金をする時間は十分にある。ただ、そのためには優先事項を決めなければならない。

予算配分では、自由に使える現金ではなく、退職後のための貯蓄を優先しよう。引退後の計画を始めるのが早ければ早いほど、その生活は豊かになるのだから。

[原文:8 ways to supercharge your retirement savings when you have to start later in life

(翻訳・長谷川圭/LIBER、編集・小倉宏弥、長田真)

  • Twitter
  • Facebook
  • LINE
  • LinkedIn
  • クリップボードにコピー
  • ×
  • …

Popular

あわせて読みたい

BUSINESS INSIDER JAPAN PRESS RELEASE - 取材の依頼などはこちらから送付して下さい

広告のお問い合わせ・媒体資料のお申し込み