夏こそ着たい天然素材ウールのTシャツ&インナー。汗ばむ季節もサラリと快適に過ごそう

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画像:Amazon.co.jp

保温性に優れたウールは冬の素材と思われがち。もちろん、それは間違いではないが、実は保温性以外にも優れた性質を持っており、夏にも適した素材だ。

ウールが夏に向いていると言える特性の一つが、その優れた吸放湿性。汗を吸い込んでもすぐに乾くため、肌へのベタつきが少なく、サラリとした着心地を維持してくれる。また、ウールの繊維自体が天然の抗菌性を持つのも夏向きだ。臭いの原因となる雑菌の繁殖を抑制してくれるため、防臭の効果が期待できる。

加えて、ウールは廃棄しても素早く生分解されて土へと還ること、羊から毎年産出されること、耐久性に優れることなどから、サステナブルな素材である点にも注目したい。

今回は、汗ばむ季節をサラリと快適に過ごせる、ウール素材を採用したTシャツ&インナーのおすすめを紹介する。


Teton Bros. Axio Lite Tee

Teton Bros.は日本生まれのアウトドアウェアブランド。高い機能性と優れた着用感により、アウトドア愛好者からの支持を集めている。

「Axio Lite Tee」の素材はウール53%・ポリエステル47%。日本最大の毛織物産地として知られる尾州(愛知県尾張西部地域から岐阜県西濃地域)で開発された高機能素材「Axio」は、ウール繊維の内側にポリエステルの極細繊維をらせん状に走らせた構造。ウールの風合いや吸放湿性を保ちつつ、化繊ならではの耐久性も兼ね備えている。

着用したときの動きやすさはアウトドアウェアブランドならではのもので、身体を動かすアクティビティに最適。一方で、シックなデザインは普段着やビジネスカジュアルでも違和感はない。単体での着用はもちろん、ジャケットとのコーディネイトでも相性は良い。


無印良品 脇に縫い目のない ウールTシャツ

ウール100%の半袖インナーTシャツ。女性用はフレンチスリーブ、男性用はクルーネックタイプとVネックタイプの2種類がラインアップされている。

ウール100%でありながら、自宅で手軽に洗濯できるのがポイント。また、購入しやすい価格も魅力だ。


Rasical シープブレス

高品質なメリノウールに炭素材料グラフェンを配合した高機能素材「Cosmos Wool」を使用したTシャツ。素材構成はメリノウール50%・グラフェン50%。

グラフェンを配合したことで、通常のウールよりも耐摩耗性が向上しており、長く着用できるのが魅力。また、防臭の効果も、通常のウールよりアップしている。


CHICSTOCKS メリノウール100% ボクサーブリーフ

細さ17.5マイクロンのスーパーエクストラファインメリノウールを100%使用。ウール特有のチクチク感がない、快適な履き心地を実現している。

ウールの特性である吸放湿性により、汗をかきやすい季節でもサラリとした着心地。また、抗菌作用により雑菌の繁殖を抑えられるため、旅行先やアウトドアなどで数日間着用しても快適だ。

防縮加工がされており、自宅で手軽に洗濯できるのも嬉しい。


Sockwell CIRCULATOR

Sockwellは“made in USA”にこだわったモノづくりを続けるブランド。「CIRCULATOR」は、吸放湿性に優れるメリノウールと通気性に優れるバンブー(竹)をミックスしたオリジナル素材を使用した着圧ソックスで、蒸れにくく、臭いを抑制できるのが特長だ。

比較的緩めの締め付け具合で、足首からふくらはぎにかけて4段階で着圧。仕事中に座りっぱなし、あるいは立ちっぱなしでいることで感じる足のむくみを改善してくれる。

ウールの滑らかな肌触りも魅力で、冷房による足先の冷えに悩む人にもおすすめ。


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(文・加藤肇)

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