Photo:西山綾加
こちらの記事はルーミーより一部編集の上、転載しています。
パックやポッドなど、手軽に水出しアイスコーヒーを作れるアイテムはたくさんある。
でもやっぱり憧れるのは、おしゃれなコーヒーショップにある、あの理科の実験器具のようなアレ。 コーヒーをポタリポタリと水滴でじっくり抽出するこの器具は、ウォータードリッパーと言うそうだ。
かなり高額なイメージがあったアイテムだが、お手頃価格のものを発見した。
3000円台で手に入る憧れのアイテム
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それが、HARIO(ハリオ)の「雫 SBS-5B」。執筆時点ではお値段3000円台。何万円もするお店のものと比べると非常にお手ごろ。一方で、ガラスとステンレスのシンプルなデザインには、チープさを感じない。
構造もとても単純。サーバーになる下ボールと、豆を入れるステンレスメッシュのストレーナー、専用のペーパーフィルター、そして水を入れる上ボールの4パーツだ。
お店に置いてあるウォータードリッパーは、憧れはするものの、家庭で使うにはちょっと重厚すぎ。その点、「雫 SBS-5B」はコンパクトで扱いやすそう。
アイスコーヒーを淹れてみた
Photo:西山綾加
「雫 SBS-5B」は、一度に600mlのアイスコーヒーを作れる。
使い方もとっても簡単。まずストレーナーにお好みのコーヒー豆を50g投入。
そこに少量の水を垂らし、かき混ぜて豆全体を湿らせる。
Photo:西山綾加
次に、豆の上から付属のペーパーフィルターをセット。
Photo:西山綾加
ストレーナーの上に上ボールを取り付けたら、その中に水を660ml注ぐ。
Photo:西山綾加
あとは待つだけ! ポタポタと落ちていく雫を見ながら完成を待つのも、なんだか優雅な感じ。説明書きには1時間半ほどと記載があったが、実際に使ってみると30分くらいで全ての水が落ちる印象。記載されているよりも早い出来上がりだ。
それでも、ちゃんとしたコーヒーができているので、問題はない……はず。
漬け込みポットより手軽かも?
Photo:西山綾加
筆者はこれまで、漬け込み式のポットを使って水出しアイスコーヒーを作っていた。ポットタイプは完成までに8時間くらいかかるのが難点。
それに比べると、「雫 SBS-5B」はかなりスピーディーに作れる。
それに、これなら「豆をつけこみすぎて不味くなってしまった!」ということもない。
ちょっと気になるのは、専用のペーパーフィルターが必要なところ。Amazonで600円くらい購入できるが、ランニングコストがかかってしまうの少し残念。
移し替える必要なし!上ボールの蓋を下ボールに付け替えればそのまま冷蔵庫にしまえる
Photo:西山綾加
とはいえ、飲みたい時に作って、すぐに美味しいアイスコーヒーを飲めるのはかなりストレスフリー。大満足だ。
ちなみに説明書によると、同じ方法で水出しの緑茶も作れるそうだ。ぜひ試してみてほしい。
(文、写真・西山綾加/Source: Amazon.co.jp)
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