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マイアミ、ホノルル、サンフアン… アメリカの温暖な観光地が新型コロナウイルスのホットスポットに

空港

アメリカでは4月に公共交通機関でのマスクの着用義務が解除された(2022年4月19日、ジョージア州アトランタ)。

REUTERS/Alyssa Pointer

  • ニューヨーク・タイムズのデータによると、アメリカでは気候の温暖な地域で新型コロナウイルスの感染者が増加している。
  • 中でも、フロリダ州マイアミ、ハワイ州ホノルル、プエルトリコのサンフアンで特に増えている。
  • アメリカでは移動制限や検査義務が緩和されてきている。

移動制限や検査義務の緩和が一層進む中、アメリカでは人気観光地が新型コロナウイルス感染症(COVID-19)のホットスポットになっている。

ニューヨーク・タイムズによると、マイアミやホノルル、サンフアンといった気候の温暖な、多くの人々が休暇を過ごすために出かける地域で新型コロナウイルスの感染者が大幅に増加しているという。アメリカでは6月10日、ホワイトハウスが外国から航空機で入国する旅行者に義務付けていた新型コロナウイルスの陰性証明について、12日以降は不要にすると発表したばかりだった。

ニューヨーク・タイムズのデータベースは、マイアミ・デイド郡、ホノルル郡、サンフアンの陽性率が20%を超え、人口10万人あたりの感染者数は平均で85人だと示している。なお、アメリカ全体の平均は10万人あたり34人だ。

マイアミの陽性率は4月以降、悪化し続けていて、フロリダ国際大学で疫学を研究しているメアリー・ジョー・トレプカ(Mary Jo Trepka)博士は、春休みの旅行者の急増や、F1マイアミ・グランプリといった大きなイベントの復活など、複数の要素が影響した可能性があると、ニューヨーク・タイムズに語っている。

「人々はもう以前にようには感染対策を取っていないのだと思います」とトレプカ博士は指摘した。

「アメリカではもっと多くの人々がマスクを着用していましたが、今ではそうした姿を見かけることも減りました。以前のようには注意を払わなくなっています。疲れてしまったんです」

マイアミ・デイド郡のダニエラ・レビン・カバ(Daniella Levine Cava)郡長は、同郡は州内で最もワクチン接種の進んでいる郡で、その結果、これまでは他の地域に比べて入院者数が少なかったと、ニューヨーク・タイムズにコメントした。ただ、住民に対しては、引き続き感染対策を取るよう求めている。

「わたしたちはこのウイルスを克服したわけではありません。ただ、どうすれば感染を抑えられるかは分かっています」

感染者数が増加する一方で、アメリカでは飛行機旅行の需要が急激に高まっていて、4月には機内でのマスク着用義務が撤廃されている

[原文:Popular US warm-weather tourist destinations including Miami, Honolulu, and San Juan are becoming coronavirus hotspots

(翻訳、編集:山口佳美)

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