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摂食障害による栄養不足は脳に大きな影響を与える…MRI画像で判明。治療による体重増で回復が可能

A model comparing cortical thickness in women with anorexia and women of a healthy weight. The darker areas are those with the starkest contrast, i.e. the most reduced cortical thickness in the women with anorexia.

拒食症の女性と健康的な体重の女性の脳の皮質の厚さを比較した画像。濃い赤になっている箇所が差が最も大きい領域。つまり、拒食症の女性の脳の皮質が最も薄くなっている領域だ。

Enigma Research Group

  • 最近の研究のMRI画像で、拒食症が脳に「劇的」な影響を与える可能性があることが分かった。
  • 拒食症の女性の脳は皮質が薄く、知能の低下と関連している。
  • 体重が増加すれば、この変化は元に戻ると研究者らは述べている。

拒食症の若い女性を対象とした脳画像研究によると、この摂食障害は、脳の重要な領域を消耗させてしまうことが分かった。

エニグマ摂食障害(Enigma Eating Disorders)研究グループに所属するいくつかの機関の研究者たちは、世界22カ所の拒食症の女性685人と、健康的な体重の女性963人の脳のMRI画像を解析した。対象となった女性の年齢は15歳から27歳までで、平均21歳。拒食症のグループはほとんどの人が症状が現れてから約5年が経っている。

研究者たちはMRIの画像で、下に示した画像のように、健康的な体重の女性、拒食症の女性、体重が回復中の女性の3つの脳の違いを比較した。

この研究の執筆者によると、画像でが一般的な知能に関連する脳の構造に「劇的な」違いが見られ、拒食症の女性の脳には「著しい」減少が見られたという。これは、統合失調症、うつ病、強迫性障害など、彼らの研究グループがこれまでに調査した精神疾患の中で最も大きい変化だったという。

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