ソニーのエンタメAIロボ「poiq」をAIプログラマーが触ってみた…グーグルも悩む「会話AI」に心はあるか

ソニーの会話AIロボット「poiq」

ソニーの会話AIロボット「poiq(ポイック)」。

撮影:清水亮

ソニーのAIを活用した新型エンタテインメントロボット「poiq(ポイック)」が一般ユーザー向けに届き始めた。いま、他のメーカーからも、いわゆる「GPT-3ベース」の会話ロボットが発売されることが増えている。

会話AIといえば、グーグルのエンジニアが、「会話AIのLaMDAには知覚力がある」と主張したことに対して、グーグルが当該エンジニアを有給の休職処分としたと米ワシントンポストが報じた。

手元に届いたpoiqをさわりながら、AIプログラマーとして一連のグーグルのエンジニアの報道と、GPT-3を使った会話AIの現実について少し掘り下げてみたい。

GPT-3とは:イーロン・マスクとMicrosoftが支援している人工知能の研究をする企業OpenAIが2020年に発表した、最新の一般事前学習済み(General Pre-trained)モデル。内部構造にはTransformerという方式を使っている。GPT-3はネット上の情報と書籍など、数億語を学習していると言われる。

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