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「一度も目にしたことがない水準」ロシアの"元マクドナルド"、営業開始初日に12万個のハンバーガーを売る

フクースナ・イ・トーチカ

ロシアから完全撤退したマクドナルドから事業を引き継いだ「フクースナ・イ・トーチカ」。店名は「おいしい。ただそれだけ」という意味だ。

Getty Images

  • 撤退したマクドナルドから事業を引き継いだロシアの新ハンバーガーチェーン「フクースナ・イ・トーチカ」では、営業開始初日に12万個のハンバーガーが売れたと、同社のCEOが明かした。
  • マクドナルドは5月にロシア事業を売却し、「フクースナ・イ・トーチカ」として生まれ変わった。
  • マクドナルドのロシア事業を所有する実業家は、フクースナ・イ・トーチカを5年以内に1000店舗に増やす方針だ。

ロシアの"元マクドナルド"は好スタートを切ったようだ。営業開始初日には12万個という記録的な数のハンバーガーが売れたと、同社のCEOがロイターに語った。

「1日の販売個数としてはマクドナルドがロシアで営業していた全期間で一度も目にしたことがない水準だ」とCEOのオレグ・パロイエフ氏はロイターのインタビューで話した。

マクドナルドは5月にロシアから撤退し、「ウクライナでの戦争によって生じた人道危機と予想できない運営環境」を理由にその32年の歴史に幕を閉じた。同社はロシア事業を現地の実業家アレクサンドル・ゴボル氏に売却し、"元マクドナルド"は6月12日に「フクースナ・イ・トーチカ」という新たな名前で再び営業を始めた。店名は「おいしい。ただそれだけ」という意味だ。ロイターによると、モスクワとその周辺の15店舗が6月12日にオープンし、翌13日に35店舗がオープンしたという。

現地で撮影された写真からは、フクースナ・イ・トーチカの盛況ぶりが伝わってくる。

ただ、Insiderでも報じたように、"元マクドナルド"の変化は看板やロゴ、制服と表面的なものにとどまっている。大半のメニューは今でもマクドナルドが使っていた原材料や設備を使用して作られている。ただ、ビッグマックとマックフルーリーはない。

ロイターによると、フクースナ・イ・トーチカはマクドナルド傘下で約850だった店舗数を今後4~5年で1000に増やしたい考えだ。パロイエフ氏は新規出店にも意欲的だが、原材料の「相当比率」を国外から調達しているため、原材料の調達や新たなサプライヤーの問題も抱えているという。

ウクライナ侵攻をめぐってロシアは全面的な経済制裁を受けていて、自動車部品からトイレ、ハリウッドの新作映画まで、さまざまなモノが不足している

[原文:The new McDonald's in Russia sold 120,000 burgers on its opening day, surpassing daily records in its past life, CEO says

(翻訳、編集:山口佳美)

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