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アメリカ、中絶の権利認めない最高裁の判断を受け… 「カナダへの移住の仕方」の検索が850%以上増える

抗議デモ

連邦最高裁に抗議する人々(2022年5月14日、ワシントンD.C.)。

Astrid Riecken for The Washington Post via Getty Images

  • アメリカでは、連邦最高裁が人工妊娠中絶を憲法上の権利と認める1973年の「ロー対ウェイド判決」を覆す判断を下してから、カナダへの移住の仕方を調べる人が増えている。
  • 検索は850%以上増えたと、Axiosは報じている。
  • カナダのトルドー首相は、最高裁の判断について「恐ろしい」とコメントしている。

連邦最高裁が人工妊娠中絶を憲法上の権利と認める1973年の「ロー対ウェイド判決」を覆す判断を下してから、アメリカでは"カナダへの移住の仕方"のグーグル検索が850%以上増えたとAxiosが報じた。

Axiosによると、6月24日夜の時点で「カナダ市民になるには」の検索も550%増えたという。

アメリカ連邦最高裁は6月24日、5対4で中絶を合法化した約50年前の判決を覆した。

サミュエル・アリート判事は多数意見で「ロー事件は最初からひどく間違っていた」と述べている。

人工妊娠中絶はカナダでは合法で、トルドー首相はアメリカ連邦最高裁の判断について「恐ろしい」とコメントしている

「わたしの心は合法的な中絶の権利を失う数百万のアメリカ人女性とともにある。皆さんがいま感じている恐怖と怒りは想像を絶する」とトルドー首相は述べた。

Abortion Rights Coalition of Canadaのエグゼクティブ・ダイレクター、ジョイス・アーサー(Joyce Arthur)氏はCBCの取材に、カナダで中絶手術を受けようとするアメリカ人が増えれば、クリニックがパンクする可能性もあると懸念を示した上で、さらなる財政支援を呼びかけた。

「アメリカ人の数がそれほど多くなかったとしても、パンクする可能性はあります」とアーサー氏はCBCに語った。

[原文:Searches for how to move to Canada from the US spike by over 850% after the Supreme Court overturned Roe v. Wade

(翻訳、編集:山口佳美)

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