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「電力需給ひっ迫」の問題が深刻さを増している。
大規模停電を回避するためには、自宅やオフィスなどで、それぞれが無理のない範囲で節電を心掛けるしかない。その一方で、万が一の停電に対する備えも用意しておきたいところだ。
停電は、台風や地震などの自然災害時にも起こりうる。停電への備えとして常備しておきたい3つのアイテムを紹介する。
1. モバイルバッテリー
非常時には情報収集が大切だが、スマートフォンやノートPCなどバッテリー駆動する機器がそのメインツールとなる。これらの機器のバッテリー残量が少ない状態にならないよう気を配るとともに、モバイルバッテリーを準備して電力需給がひっ迫していない時間帯に充電しておこう。
モバイルバッテリーを今から購入するのであれば、容量は1万Ah以上がおすすめ。USB PD(USB Power Delivery)対応で高出力タイプの製品であれば、USB PDに対応したノートPCへの給電も可能だ。
また、さらなる安心と利便性を得たいならば、ポータブル電源も選択肢に入るだろう。ACコンセントを備えており、扇風機やデスクライトといった小型の家電を使えるようになる。アウトドア好きの人であれば、キャンプや車中泊でも活用できる。
2. 懐中電灯かLEDランタン
停電対策アイテムの定番といえば懐中電灯。暗闇で過ごす不安を軽減することにもつながるため、乾電池のストックとともに1台は用意しておきたい。
キャンプなどで使うLEDランタンは、懐中電灯の代用品になる。USB充電式であれば、乾電池は不要だ。スマートフォンなどへの給電機能を備えたモデルやソーラー充電式のモデルを検討してもいいだろう。
3. 飲料水
停電の際に水道も止まってしまうことはあまりないが、マンションなどの集合住宅では注意が必要。特に夏場はこまめな水分補給が必要になるため、飲料水は十分に確保しておきたい。
冷房が使えなくなる夏場の停電では、熱中症対策も必要になる。水分だけでなく、塩分や糖分の補給にも気を配ろう。塩分入りタブレットやスポーツドリンク、経口補水液などを用意しておくと安心だ。
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(文・加藤肇)