Photo: 田中宏和
こちらの記事は、ルーミーから一部編集の上、転載しています。
シャワーでさっと水をかけても、しばらくするとまた真っ白。
浴室の鏡は、付いている意味を疑いたくなるくらい、湯気で曇って見えなくなってしまうもの。
曇り止めコーティング剤もあるが、いずれもハッキリと効果を感じられるのは数日か、せいぜい1週間程度なので、だんだん面倒になってしまうのだ。
とにかく本気で曇らない鏡が欲しいなら、東プレの「くもらないフィルム」をチェックしておいて欲しい。
貼り付ける手間はかかるものの、一度貼ってしまえば約1年は曇り止め効果が続いてくれるというスグレモノだ。
施工は慎重に
Image: 田中宏和
「くもらないフィルム」は、親水性フィルムで出来ている。つまり、表面に水の膜を形成することで、鏡が曇らなくなるという仕組み。
とても効果的に曇りを防いでくれるが、施工はそれなりに難しくなっている。
作業のコツとしては、上のGIF動画のように5cmくらいずつ貼り進め、中心から外側に向かって斜め下方向にヘラを動かしていくと、気泡を作らずに貼ることが可能。
スマホの傷防止フィルムなどをキレイに貼れる人なら、特に難しいとは感じないだろう。ただし、あまり器用ではない人、途中で面倒くさくなってしまう人の場合、誰かにお願いしたほうが無難かもしれない。
抜群の曇り止め効果
Image: 田中宏和
とはいえ、面倒な作業をするだけの価値は、間違いなくある。
上のGIF動画を一見すると、鏡が蒸気をすべて受け流しているように見えるが、実際には表面に吸着した蒸気を水の膜に変えているのだ。
水の膜がガラスコーティングのように作用するので、鏡に小キズが付いている場合でも、ツルツルピカピカにしてくれる。
Photo: 田中宏和
未施工の部分と比べれば、効果は一目瞭然だ。
水の膜がムラになって映りが歪んでしまうときは、サッとシャワーをかければOK。そのままの状態をしっかりキープしてくれる。
各種サイズがラインナップされているので、一部だけクリアになれば大丈夫という人も、鏡全体をクリアに保ちたいという人も、必要に応じて選択が可能だ。
全面に施工したい場合は、少し大きめのサイズを購入して、カッターで不要部分を切り取るようにすればいいだろう。
なお、以下の表示価格は執筆現在のものです。変更の可能性がありますので、販売ページをご確認ください。
(文、写真・田中宏和/Source: Amazon.co.jp)
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