イーロン・マスクに新たに双子の子どもが誕生したことが報じられた。
Patrick Pleul/Getty; Stephen Lam
電気自動車大手テスラ(Tesla)と宇宙開発企業スペースXを率いるイーロン・マスク最高経営責任者(CEO)に2021年11月、新たに双子の子どもが誕生していたことが判明した。
マスクがCEOを務め、脳電極埋め込み技術を開発するスタートアップ「ニューラリンク(Neuralink)」幹部のひとり、シボン・ジリスがこの双子の母親。
脳電極埋め込み技術を開発する「ニューラリンク」幹部のシボン・ジリス(写真左)。
Laura Pedersen/University of Toronto
Insiderが入手した裁判所の文書によって明らかになった。
なおこの双子は、マスクの元パートナーとされるミュージシャンの「グライムス」ことクレア・ブーシェとの間に子どもが誕生する数週間前に生まれたという。
ブーシェとマスクは2021年12月、代理出産によって2人目の子どもを授かっていた。
現在報じられている限りでは、マスクの子どもはこれで9人目となる。
マスクとジリスはコメントの要請に応じていない。
マスクとジリスが裁判所に提出した請願書。子どもの名前に「父親の名前と、ミドルネームの一部として母親の名前を含める」ことを求めたもの。
出典:Insider
マスクは、気候危機、人工知能の不正利用、最近では人口減少など、人類の最大の脅威から人類を守ることを目指していると述べている。
彼は2017年に出生率の低下について警鐘を鳴らし始め、「世界の人口は崩壊に向かって加速しているが、気づいたり気にかけたりする人はほとんどいないようだ」とツイートした。
さらに、2019年8月に上海で開催された「世界人工知能会議」でも、中国EC最大手アリババグループの創業者(当時会長)ジャック・マーとの討論中に、マスクは人口減少について言及している。
「今後20年で最大の問題は人口減少です。人口爆発ではないのです」
なお、マスクについては5月、スペースXの社用ビジネスジェットの客室乗務員へのセクハラ疑惑をInsiderが報じている。同社は2018年、訴訟を起こした客室乗務員に対して示談金として25万ドル(約3200万円)を支払ったとされる。
さらに詳しい情報は、インサイダーのスクープ記事から読むことができる。
(翻訳・西山里緒)