Photo:西山綾加
牛乳は、とっても身近な食材だ。しかし、食卓に牛乳が届くまでの間に、環境に多くの負荷をかけていることを知っているだろうか? 乳牛が排出するメタンガスや大量に使用する水などは、気候変動を引き起こす要因になると言われている。
そこで代替品として注目されているのが、プラント(植物性)ミルク。なかでも、オーツ麦を主原料とするオーツミルクは、生産に伴う環境負荷が牛乳の1/3以下だとか。しかも、腸内環境を整える成分が含まれているなど、私たちの健康にも良さそう。
そんな、人にも環境にも優しいオーツミルクを自宅で手軽に作れるキットが、今回ご紹介する「Earth MILK」だ。
「Earth MILK」とは?
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最近では、スーパーやドラックストアなどでもオーツミルクを購入できる。しかし、市販のものには添加物や香料が含まれていることが多い。一方「Earth MILK」の原料は、丸ごと加熱・粉砕したオーツ麦と酵素のみ。酵素の力を使ってシンプルなオーツミルクを作れる。だから、「環境のことはもちろん、安心安全なものを飲みたい」という方におすすめだ。そんな「Earth MILK」を、筆者が実際に試してみた。
自宅に届く、専用ケトルと「OAT MILK BASE」
Photo: 西山綾加
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「初回お試しセット」を注文すると、「Earth MILK マグケトル」と、オーツミルクの素となる「OAT MILK BASE」と「あまさひかえめ すぐできるOAT MILK BASE 」が1袋ずつ、計2袋の3点が届く。
作り方は、とっても簡単。ケトルに「OAT MILK BASE」と水を入れるだけ。
60℃の保温状態にあるケトルの中で「OAT MILK BASE」に含まれる酵素が働き、美味しいオーツミルクができるという仕組みだ。
オーツミルクを作ってみよう
Photo: 西山綾加
それでは、実際に作ってみよう。
専用ケトルに250mlの水を入れたら、温度を60℃にセット。水が60℃になるまで(3分ほど)待つ。
Photo: 西山綾加
ケトルがピピピッと鳴ったら60℃になった合図。「OAT MILK BASE」を30g入れてかき混ぜたら、あとは30分待つだけ。
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これで完成。
味は、市販のものよりも甘さ控えめに感じた。1杯飲むとかなり満足感がある。朝食をこれだけで済ませてみたが、腹持ちが良いのか、筆者は昼までお腹が空くことはなかった。
ちなみに時間に余裕があるときは、60分待つとより甘いオーツミルクが楽しめるそうだ。反対に、忙しい朝には「あまさひかえめ すぐできる OAT MILK BASE」がおすすめ。こちらなら保温時間3分でできあがる。
自分好みのオーツミルクを見つけて
Photo: 西山綾加
「Earth MILK」には、ベーシックな「OAT MILK BASE」に加えて、オーガニックと国産の、2種の「PREMIUM」バージョンがある。こちらにもそれぞれ時短タイプもある。
Photo: 西山綾加
また、混ぜるだけでラテが作れる「LATTE BASE」も見逃せない。お味は、ほうじ茶、チャイ、黒豆の3種。こちらのパウダーの材料も、もちろん無添加。北海道産の甜菜で作られた含蜜糖をブレンドした、こだわりのパウダーだ。
これをできあがったミルクに加えれば、デザート感覚でオーツミルクを楽しメる。ちなみに筆者のお気に入りはチャイ味。スパイスの香りと、含蜜糖とオーツミルクのほどよい甘さがとても好みだった。
いろいろなアレンジを楽しめる
Photo: 西山綾加
販売サイトには、「Earth MILK」を使ったおすすめレシピが掲載されている。筆者はその中から「ダルゴナコーヒー」に挑戦してみた!
まずは、インスタントコーヒーと砂糖、水を大さじ1杯ずつ加え、泡立て器で混ぜる。
Photo:西山綾加
ふんわりするまで混ぜたら、それをオーツミルクの上に乗せて、できあがり。カフェメニューのようなドリンクが手軽に作れて感動した。
「Earth MILK」を使ってみて筆者が一番メリットに感じたのは、飲みたい時に飲みたい分だけ作れるところ。市販のオーツミルクは、一度開封したら早く飲み切らなければならない。これがなかなか大変で、腐らせてしまうこともしばしば。「Earth MILK」に切り替えれば、食品を捨てなければいけないときのあの罪悪感から解放されそうだ。
環境にも自分にもより良い選択ができたら、毎日がもっと豊かになるかもしれない。サステナブルな暮らしをはじめてみては?
(文、写真・西山綾加/Source: Earth MILK)
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