アメリカの6月のインフレ率は予想を上回る9.1%…1981年以来の高騰

予想を上回るインフレ率が投資家に衝撃を与えた。

予想を上回るインフレ率が投資家に衝撃を与えた。

Xinhua News Agency/Getty Images

  • 最新の消費者物価指数(CPI)の上昇が予想の8.8%を上回る9.1%だったため、アメリカの株価は下落した。
  • 高騰するインフレ率は、FRBが利上げを緩和する可能性が低いことを示している。
  • 一方、原油価格は5週連続の下落に向かっている。

6月のインフレデータが予想を上回ったため、2022年7月13日のアメリカの株価は下落し、ダウ平均は約400ポイント急落した。

7月13日に発表されたの消費者物価指数(CPI)は、前年比9.1%の上昇となり、予想の8.8%を上回り、5月の8.6%よりもさらに高くなった。これは、1981年11月以来のインフレ率だ。

食品とエネルギーの価格を含まないコアコアCPIは5.9%で、これも予想の5.7%を上回った。

インフレ率の加速は、1994年以来最大となったアメリカ連邦準備制度理事会(FRB)による75ベーシスポイントの利上げの後も続き、FRBが利上げを緩和する可能性が低いことを示唆している。

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